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2010年 6月 16日 [ トピックス ]

No.459-2:“とやまスイーツ”認定対象商品を募集!


 県女性職員の自主グループ「とやまスイーツ研究会」は、ご当地スイーツとして県内外に発信する「とやまスイーツ」を募集中!<6月30日(水)まで>。県産素材使用、名称・外観・パッケージに富山をイメージさせる要素があるなどの条件を満たした商品を認定する。同研究会ではハトムギを使ったマカロンなどのサンプルを作り、応募を呼びかけている。


●県女性職員の自主グループ「とやまスイーツ研究会」が企画

 北海道の生キャラメル、大阪の堂島ロールなど、全国各地で“ご当地スイーツ”が話題となるなか、富山生まれのオリジナルスイーツの誕生を目指す県女性職員の自主グループ「とやまスイーツ研究会」は、富山独自の洋菓子として県内外に発信する「とやまスイーツ」を募集中!<6月30日(水)>。県内の洋菓子店などを対象に、研究会が掲げる“とやまスイーツの定義”を満たす商品を5〜10点認定し、全国にアピールしていく考えだ。
 
 とやまスイーツの定義は、(1)県内で製造、販売されていること(今後販売する予定の商品でも可) (2)県産素材(卵や牛乳、野菜、果物など)を1品目以上使用していること (3)外観・名前・パッケージのいずれか、または複数で富山県をイメージできる要素があること (4)体にやさしい工夫のある菓子であること。
 
 定義の(3)として、富山の観光名所や地名を商品名に掲げたり、海・山をイメージさせるもの、パッケージに富山県の観光シンボルマークとキャッチフレーズを使用したりするなどの工夫が挙げられる。(4)は「くすりの富山」のイメージからで、とやまスイーツのセールスポイントになるとの期待がある。たとえば、「合成保存料や着色料を使用していない」、「おからなどを使用し、低カロリーに仕上げている」、「アレルギーの人でも食べられる」、「ハトムギ使用で美肌への効果が期待できる」などだ。

 応募方法は、エントリーシートに必要事項を記入し、商品の写真など参考資料を添えて「とやまスイーツ研究会」(〒930-8501 富山市新総曲輪1番7号 富山県観光・地域振興局観光課内)へ郵送、または持参を。郵送の場合は6月30日消印有効、持参の場合は17:00までに研究会へ。

 書類審査を通過した商品について、2次審査として商品現品による試食審査を実施。最終的に5〜10点を「とやまスイーツ」として認定(7月末)し、研究会から「とやまスイーツ認定証」を交付する。研究会が作成する「とやまスイーツマップ」、ブログなどで紹介するほか、県のイベントや物産展などでの販売を予定している。

●「とやまスイーツ」のサンプルを製作

 富山の名産、特産品といえば、ブリやホタルイカ、シロエビなどの海の幸や、ますの寿し、かまぼこなどの加工品を真っ先に思い浮かべるが、そこに「とやまスイーツ」が加わるのもおもしろい。そんな発想から、「とやまスイーツ」の可能性を探るため、県では平成21年度に「とやまスイーツ企画開発事業」を実施。県内80店舗の洋菓子店で品揃えや人気商品などの調査を行った。その際、事業をバックアップする組織として今年1月に発足したのが「とやまスイーツ研究会」だ。富山生まれのオリジナルスイーツの誕生と、その魅力を発信することで、地域のイメージアップ、地域活性化を図ることを目標に、現在、県女性職員15人ほどがメンバーとなって活動している。

 同研究会では、洋菓子店調査で得られた情報の中から気になった商品をピックアップし、メンバーで試食しながら「とやまスイーツの定義」について検討を重ね、今年3月に上記の定義をまとめた。
 
 5月には、定義に基づいた「とやまスイーツ」の試作品(サンプル)を県内洋菓子店の協力で製作。ハトムギや庄川ユズなどを素材に使ったマカロン「とやまかろん」、県産コシヒカリの米粉を使ったシュークリーム「越中シュー」とマドレーヌ「越中マドレーヌ」、南砺産の干柿ようかんをコラーゲン入りの生地で巻き込んで作ったロールケーキ「富山美人」の4種類で、認定商品の募集にあたり、具体的な例示として「とやまスイーツブログ」で紹介している。

 とやまスイーツ研究会では「富山生まれのとやまスイーツを県内外に広くPRしていきたい。7月末までに認定商品を決め、8月に県内で催されるイベントで披露する予定」と話している。




問い合わせ
●とやまスイーツ研究会(富山県観光・地域振興局観光課内)
TEL.076-444-3500
FAX.076-444-4404
http://toyamasweets.jugem.jp/

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