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2011年 5月 18日 [ トピックス ]
No.506-2:南砺の魅力を発信!南砺コンシェルジュカード&南砺里山博2011
新緑に誘われて観光に出かけたくなる季節。南砺市観光協会は、世界遺産の五箇山合掌造り集落など、市内の観光スポットを紹介した24種類の「南砺コンシェルジュカード」を作成し、五箇山総合案内所(南砺市上梨)で配布を始めた。また、市内全体を博覧会場に見立て、里山の魅力を発信する「南砺里山博2011」の話題も紹介。
●五箇山総合案内所でカードを手に入れて
新緑に誘われて観光に出かけたくなる季節。南砺市観光協会は、世界遺産の相倉・菅沼の両合掌造り集落、井波彫刻総合会館、棟方志功記念館・愛染苑、桜ヶ池クアガーデン、天竺温泉、道の駅のなんと一福茶屋など、市内の観光スポットを紹介した24種類の「南砺コンシェルジュカード」を作成し、五箇山総合案内所(南砺市上梨)で配布を始めた。
五箇山を訪れた観光客に市内各地の観光スポットを巡ってもらおうと試験的に設置した。観光客は、案内所カウンターの回転式ラックにつり下げられたカードを自由に選んで持っていくことができる。
カードはハンディーな名刺サイズでオールカラー。「絶景」、「歴史遺産」、「里山体験」、「美術芸能」、「立ち寄り温泉」、「おみやげ」に分類し、1枚に1カ所の観光スポットを紹介している。観光スポットの名称や写真、見どころ、地図、五箇山総合案内所からの距離、車利用による所要時間を記載。世界遺産の相倉・菅沼の両合掌造り集落、閑乗寺公園以外のカードにはクーポン機能が付いており、提示すると、入場料の割引やドリンクサービス、記念品のプレゼントなどのサービスが受けられる。
南砺市観光協会では、施設や飲食店の協力を得て、将来的にカードを100種類に増やす計画。利用状況を見ながら、観光客のニーズに合った周遊ルートづくりにもつなげたい考えだ。
●南砺で体験! 里山の魅力を
南砺市内全体を博覧会場に見立て、里山の魅力を発信する「南砺里山博 ~古き良きニッポン 里山文化まるごと体験~」の話題も紹介しよう。昨年から始まった南砺里山博は、南砺に受け継がれてきた生活文化や祭り、自然などを生かした博覧会。南砺市内の個人や団体などが企画したイベントや祭り、体験企画の情報を発信し、来訪者に参加してもらう。今年は来年3月31日(土)までの通年開催となり、現在、春・初夏編<4月1日(金)~6月30日(木)>が行われている。
直近のイベントをいくつか紹介すると、「利賀百姓塾」<5月28日(土)~29日(日)、主催:民宿 中の屋 TEL.0763-68-2104>では、山間に広がる田んぼでの古代米(緑米)・酒米(利賀まさり)の手植えや新緑の山歩き、山菜採りが楽しめる。参加費は、民宿での宿泊・体験・昼食がセットになって8,500円。体験と昼食1500円、体験のみ500円のコースもある。
「南砺の山と歴史の道ウォーク'11臼中より奥山、鳥越峠を越える」<5月29日(日)8:10~17:00頃、主催:つくばね自然体験教室 TEL.0763-62-1821(城端観光案内所)>は、地元ガイドと一緒にトレッキングするプログラム。臼中(福光)から鳥越峠を越えて、五箇山の菅沼合掌集落へ、一向衆徒がかつて越えたと伝わる歴史の道を新緑や花々を愛でながら辿る。参加費は3,500円。6月26日(日)には、ブナオ峠(五箇山)から猿ケ山、三方山、袴腰山を縦走するプログラムも組まれている。
「はちみつ搾り体験」<6月18日(土)9:30~11:30、主催:つくばね自然体験教室 TEL.0763-62-1821(城端観光案内所)>では、つくばね山麓の柿やアカシアなどの花のミツを吸ったハチたちの蜜採りを体験できる。参加費は、土産付きで1,000円。
南砺市観光協会では、「南砺コンシェルジュカードを手に市内の名所を周遊する旅へ。各所での特典もお楽しみください。南砺里山博2011は、夏編(7月1日~8月31日)、秋編(9月1日~11月30日)、冬・早春編(12月1日~来年3月31日)のスケジュールです。四季折々、里山の魅力を堪能ください」と話している。
問い合わせ
●南砺市観光協会
TEL.0763-62-1201
FAX.0763-62-1202
http://www.tabi-nanto.jp/
http://www.nanto-satoyama.jp/