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2007年 10月 31日 [ トピックス ]
No.324-2:人の魅力が「とやま未来遺産」です! 第2次募集中!!
富山県では、地域の人たちが守り、守ろうとしている“地域のたからもの(地域資源)”を「とやま未来遺産」として選定するとともに、地域の人たちと一緒にその遺産を次の世代に引き継いでいく取り組みを進めている。現在、“地域のたからもの(地域資源)”を募集中!
●“地域のたからもの”とそれを守り活かす“地域の人たち”を推薦しよう!
富山県では、<「とやま未来遺産」再生・発信事業>として、地域の人たちが守り、守ろうとしている“地域のたからもの(地域資源)”を「とやま未来遺産」として選定するとともに、それを保存・活用する地域の人たちの活動を支援し、一緒に次の世代に引き継いでいく取り組みを進めている。選定にあたっては、“地域のたからもの”を一般から広く募集し、遺産候補として選定委員会で審査する仕組みとなっている。
昨年11月から今年2月まで行った第1次募集には、小学生から80代までの幅広い年代層から、地元の祭りや郷土料理など有形・無形を問わず、283件の“地域のたからもの”の推薦があった。選定委員会での審査により、今年6月に「飛越地震(安政の大地震)の記憶を留める常願寺川大転石群」、「カイニョのある暮らしと景観、となみの散居村」、「北前船交易が育んだまち、岩瀬」など13件の「とやま未来遺産」が選定されている。
そして、このほど第2次募集がスタート。12月31日(月)まで受付を行っている。自薦・他薦を問わず、どなたでも応募が可能で、個人のほか、職場やグループなどでも応募できる(ただし、他薦の場合は、活動グループ・団体の了解を得たうえで応募する点をお忘れなく)。選定委員会で審査の上、来年3月に「とやま未来遺産(第2次選定)」が選定される。
「とやま未来遺産」の対象となるものは、“富山らしさ”が感じられ、人の生活に関わりの深いもので、その地域資源をめぐって、地域の人たちの継続的な取り組みや活動がなされているもの。いくつかの地域資源の組み合わせによる推薦も可能となっている。逆に対象とならないのは、既に一定の評価を得ているものや、地域の人たちの活動につながらないもの。具体的には、(1)世界遺産や、国または県の文化財として既に指定を受けているもの、または指定に向けての取り組みが現在進行中のもの、(2)「海越しの立山連峰」など風景や事象の素晴らしさのみで人が関わっていないもの、(3)継続的な地域づくりの活動との結びつきが明確でない行事・イベント・祭事など。これらは対象外となるから注意したい。
●第2次募集に再チャレンジ!
応募方法は、(1)地域のたからもの(地域資源)の名称、その地域と場所、(2)そのたからものを保存・活用する活動に取り組んでいるグループ・団体名(たとえば、自治会やボランティア団体、企業、学校などの名称)とその連絡先、(3)推薦理由<地域のたからものの写真や参考資料(パンフレットや新聞記事など)を別途添付>、(4)応募者の住所・氏名・年齢・電話番号を記入して、下記の応募先へ。郵便、ファックス、ホームページの応募フォームのいずれかで応募することができる。応募者の中から抽選で100名の方に粗品のプレゼントもある。また、応募された“地域のたからもの”は、随時ホームページで紹介される。
富山県地域振興課では、第1次募集で選定にいたらなかったものの中には、地域の皆さんの取り組みをより具体的に紹介いただければ、とやま未来遺産に選定される可能性のあるものも多い。第2次募集に再チャレンジしてほしい。地域のたからものを再発見し、保存・継承していくために地域の皆さんの活動を応援していくことが、地域の魅力づくりの輪、地域全体の活性化につながる。次代を担う若い世代からの推薦にも期待している。選定された“とやま未来遺産”にはPR支援や補助金制度もあるので、どんどん応募してほしい」と話している。
問い合わせ・応募先
●〒930-8501(住所記載不要) 富山県地域振興課「とやま未来遺産」係
TEL.076-444-3949
FAX.076-444-4561
http://miraiisan.pref.toyama.lg.jp/