富山県大門町では、５月17・18日に第19回「越中だいもん凧まつり」が開催される。会場の庄川河川敷には、全国各地の凧愛好家や見物客が集まり、24畳の大凧をはじめ、連凧や魚の形をした変わり凧など、7,000余りの手作り凧が大空高く舞う。
　この凧まつりは、藩政時代に同町を流れる庄川に橋を架かけたとき、町民が凧を揚げて祝ったのがルーツとされる。祭りとして実施されるようになったのは昭和54年からで、今では凧揚げ大会として全国に知られ、人気を集めている。
　当日は、親と子のふれあいをテーマにした「親子凧揚げ大会」、スポーツカイトの「体験コーナー」、日本各地の凧揚げ名人が技を競う「全国有名凧揚げ大会」などが行なわれる。また、今回から新しく「凧絵ギャラリー記念撮影」のイベントも登場。これは、大会に参加する大凧を一同に展示し、手作り凧のデザイン的なおもしろさを、見物客に楽しんでもらうもの。
　今年も五月晴れの大空で、色とりどりの凧が華やかに初夏の訪れを告げる。

* 問い合わせ
●越中だいもん凧まつり実行委員会
〒939-02　大門町二口1081
TEL 0766-52-6961