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2004年 7月 28日 [ トピックス ]
No.154-2:魚の町・魚津の新拠点−「海の駅・蜃気楼」オープン
●大人気の朝市も海の駅へ移動して開催
7月25日(日)、富山湾に面した魚の町・魚津市に「海の駅・蜃気楼」がオープンした。隣接する魚津港に水揚げされたばかりのキトキト(新鮮な)の魚介類を中心に、農産物、地酒、漆器など魚津の特産品が揃っている。
鮮魚即売コーナーでは、持ち帰りはもちろん、魚を選んで隣のレストランで刺身、焼魚など好みの料理で味わうこともできる。また毎週土曜・日曜には、地元の寿司店による、地元の魚とコシヒカリ「ミラージュ米」を使った「にぎり寿司」の昼食が楽しめる。またこの「海の駅・蜃気楼」のオープンに伴い、これまで魚津港で行われていた大人気の「魚津の朝市」が開催されることも話題(毎月第2・4日曜の午前7時から)。魚介類や塩干物、野菜、果物などの出店がずらりと並び、これまで以上に威勢のいい掛声が響きわたる。また、アジやサンマなどの焼魚と、エビやイカなどが入った大漁鍋をセットにした名物の朝市定食も賞味できる。
なお、農産物では、魚津ブランドの西布施ぶどうや加積りんご、友道梨など、季節の味覚が続々と登場するのも楽しみだ。
●蜃気楼情報も発信中
館内には地元FM局のサテライトスタジオがあり、蜃気楼情報なども発信する。魚津といえば、海上・海面にゆらめく蜃気楼の展望地として知られるが、出現すれば「海の駅・蜃気楼」からもその神秘の現象が眺められる。また、隣接する魚津埋没林博物館では、「海の駅・蜃気楼」の誕生に合わせて、駅側にマリンゲートを新設。博物館から駅方面に出ても、半券があればゲートから博物館への再入場が可能となっている。
猟沢(りょうざわ)支配人は「魚の町として古くから栄えてきた魚津の待望の施設です。一般の方々や企業からの出資やアドバイスを受けて、ようやくオープンすることができました。みなさんの熱い気持ちがこの施設を作ったといえます。魚津の鮮魚、農産物のおいしさを県内外にPRしていきたいですね」と語る。
魚津にちなんだ話題をもう一つ紹介しよう。7月30日(金)(前夜祭)〜8月1日(日)、東京都世田谷区・馬事公苑で開かれる「第27回ふるさと区民まつり〜みつけよう心のふるさと ひろげよう心のふれあい〜」のふるさと物産展に、魚津市が参加することになっている。この物産展は、北は青森県八戸市から南は沖縄県平良市まで、世田谷区と交流のある36の自治体がふるさとの物産品を持って参加するもの。魚津市からは、塩干物や甘露煮など水産加工品が多数運び込まれる。お近くの方は訪ねていただき、魚の町・魚津の魅力を東京でぜひ体感してほしい。
問い合わせ
●海の駅・蜃気楼
TEL.0765-24-4301
FAX.0765-22-1773
http://www.shinkirou.jp
●世田谷区民まつり実行委員会
(世田谷区役所生活部区民健康村・ふるさと交流課)
TEL.03-5432-2250
FAX.03-5432-3013
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/kenkoumura/maturi_top.htm