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2017年 7月 5日 [ イベント ]

No.813:今年は“山楽部”! とやま夏期大学、受講者募集

 「とやま夏期大学」が平成29年7月28日(金)~31日(月)、立山山麓の立山国際ホテル(富山市原)で開催される。今年は、剱岳など3,000m級の名峰が連なる富山にふさわしく、「山」をテーマに、映画監督・キャメラマンの木村大作氏と登山家の栗城史多氏の講義のほか、講師と行く本格的なオプショナルツアーが組まれている。暑い夏に涼しい立山で深呼吸。そこは都会とは違った別世界。応募締切りは7月18日(火)。早めの申込みを(お申込み詳細はこちらからhttp://webun.jp/pub/ad/2017/kakidaigaku))

●講師と一緒に立山へ行こう


▲とやま夏期大学

 著名講師を迎え、立山の豊かな自然環境のなかで質の高い学びと楽しみの場を提供する「とやま夏期大学」。今年は、7月28日(金)13:30~15:45に木村大作(きむらだいさく)氏の講義「誰もやらなきゃ俺がやるちゃ`∧´」、29日(土)8:00~16:00に木村監督と行く「立山・室堂ロケ地散策ツアー」、30日(日) 13:30~15:45に栗城史多(くりきのぶかず)氏の講義「否定という壁を乗り越えて」、31日(月) 8:00~16:00に栗城さんと行く「自然豊かな室堂山ツアー」が企画されている。共通テーマを掲げたことや、講師が同行する本格的なオプショナルツアーは初めての試みだ。学ぶ気持ちのある方なら、一般・学生どなたでも参加できる。とやま夏期大学が初めての方もリピーターの方も、山好きの方、山ガールもぜひ参加を。立山で富山の魅力に触れる4日間を過ごしたい。

 講師の木村大作氏は東京都生まれ。 1958年、東宝に入社。撮影部に配属され「隠し砦の三悪人」「用心棒」といった黒澤明の作品にキャメラマン助手として参加。1973年、撮影監督デビュー。代表作に「八甲田山」「復活の日」「駅 STATION」「火宅の人」「鉄道員(ぽっぽや)」など。 映画監督としては富山県内で撮影した「劔岳 点の記」(2009年)と「春を背負って」(2014年)がある。日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀撮影賞など多数受賞。 2017年5月公開の「追憶」(監督:降旗康男、主演:岡田准一)ではキャメラマンを務めた。現在、監督3作目となる「散り椿」を製作中。今春には、県内で撮影が行われた。


▲室堂平から雄山などを仰ぐ(左)
室堂山ツアー(右)

 「立山・室堂ロケ地散策ツアー」は木村監督と一緒に「劔岳 点の記」と「春を背負って」の撮影ゆかりの地を巡るツアー。立山・室堂山荘~みくりが池方面や雷鳥沢方面を散策しながら、立山連峰からの雄大な景観を満喫しよう。大自然の中で木村監督から映画の魅力や撮影秘話が聞けるかもしれない。

 栗城史多氏は1982年北海道生まれ。大学山岳部に入部してから登山を始め、6大陸の最高峰を登る。 その後、8,000m峰4座を単独・無酸素登頂。エベレストには登山隊の多い春ではなく、気象条件の厳しい秋に6度挑戦。見えない山を登るすべての人達と、冒険を共有するインターネット生中継登山を行う。 2012年秋のエベレスト西稜で両手・両足・鼻が凍傷になり、手の指9本の大部分を失うも、2014年7月にはブロードピーク(8,047m)に単独・無酸素で登頂し、見事復帰を果たした。 2017年5月、エベレストに挑戦。

 「自然豊かな室堂山ツアー」では、栗城氏と一緒にみくりが池方面への散策や室堂ターミナルから歩いて約50分の室堂山(標高2,668m)への登山を楽しむ。室堂山は室堂ターミナルから気軽に登れる山。展望台からは立山カルデラや室堂平、立山連峰の絶景を堪能できる。栗城氏から山の魅力を聞いてみよう。

●応募締切り7月18日(火)、早めの申込みを

 講義の定員は各日200名。講師別の1日単位の講義だが、複数日の受講が可能。受講料は1日につき1,000円。オプショナルツアーの定員は各日80名(先着・最少催行人員20名)。参加料金は各日5,000円(昼食・保険料含む)。ツアーは、いずれかの講義を申し込んだ方のみ参加が可能。

 申込みは、所定の申込用紙、はがき、FAX、とやま夏期大学ホームページ(http://webun.jp/pub/ad/2017/kakidaigaku/)。)のいずれかにて。応募締切りは、7月18日(火)。後日、受講料(オプション・バス代などが発生する方には、その代金も含む)の請求書を受講希望者へ送り、入金確認後、受講票を送付する。


▲室堂平から雄山などを仰ぐ(左)
室堂山ツアー(右)

 受講者の特典として、受講票の提示で会場の立山国際ホテルの温泉入浴料が通常720円のところ、520円となる。また、立山カルデラ砂防博物館の入館料は通常400円が320円に。立山国際ホテルでの宿泊の斡旋や周辺のホテル情報の提供もしてくれるので、受付窓口の中部観光へ問合せを。

 7月28日(金)と30日(日)には、富山駅北口(11:30発)と立山国際ホテル(16:30発)を結ぶ特別シャトルバスが運行する。首都圏から北陸新幹線で富山駅へ。乗り継ぎも便利だ。往復料金2,000円、先着40名(要申込)。

 富山県地域振興課では、「今年は、講義にあわせた本格的なオプショナルツアーを講義翌日に設けています。木村大作さん、栗城史多さんの講義を聞いたあと、一緒に立山を散策しませんか。ぜひ、この夏、とやま夏期大学にご参加ください!」と話している。

申込み受付
●中部観光「とやま夏期大学」係
TEL.076-425-3011
FAX.076-421-4635
Webサイトはこちらから
http://webun.jp/pub/ad/2017/kakidaigaku/
企画内容などに
関する問合せ
●「とやま夏期大学実行委員会」
事務局(北日本新聞社営業局内)
TEL.076-445-3368(平日9:00~17:00)

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