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2016年 3月 23日 [ イベント ]

No.749:富山マラソン2016、先着12,000人大募集!

 昨年初めて開催され、多くの感動を呼び、全国的にも高い評価を得た富山マラソン。第2回大会となる「富山マラソン2016」が10月30日(日)に開催される。すでに募集チラシの配布が始まり、富山県民先行枠、富山マラソン応援枠のインターネット先着順エントリー受付が4月9日(土)、一般枠の受付が4月23日(土)から始まる。

●大好評だった第1回大会を受けて


▲募集チラシ(左)
▲コースの難所・新湊大橋
(2015大会の様子)(中央)
▲高岡大仏に見送られて(右)

 北陸新幹線開業を機に県内最大のマラソン大会として昨年11月1日に初めて開催された「富山マラソン2015」。フルマラソンと併設レースを合わせて、全国47都道府県と10の国・地域から1万2,298人が参加し、秋晴れの富山を駆け抜けた。フルマラソンの参加者は1万797人で、県内5,048人、県外5,659人と県外からの参加者が半数以上を占めた。(海外からの参加者は除く)北陸新幹線開業効果もあり、東京都(1,274人)や神奈川県(606人)と首都圏からも多くのランナーが参加した。フルマラソンの出走者のうち、完走者は1万479人で、完走率97.1%は同年2月の東京マラソンの完走率96.4%を上回った。

 レース終了後、「新湊大橋からの立山連峰の絶景に感動した」、「給食のます寿しが美味しかった」、「コースが平坦で走りやすかった」、「沿道からの声援に励まされ完走できた」といった感想が事務局に寄せられた。また、日本最大級のランニングポータルサイト「ランネット」が、ランナーによる大会レポートサイトへの投稿をもとに行った2015年に行われたフルマラソンの評価を見ると、富山マラソンは全国の1万人以上が参加する30の公認大会のうち第7位と、初大会ながら高評価を得ている(平成28年2月25日現在)など大成功を収め、継続開催を望む声が多く、大会実行委員会では期待に応え、今年の開催を決定した。

●立山連峰や富山湾の雄大な景観を楽しみながら

 「富山マラソン2016」は現時点でフルマラソン(42.195km)と車いす(9km)の2種目。ジョギングの部も新設し、詳細は5月頃に大会HPで発表される。10月30日(日)、フルマラソンは9:00、車いすは8:50にスタートする。フルマラソンのコースは日本陸連公認コース。今大会も有森裕子さんと金哲彦さんをゲストに迎える。(大会は実行委員会、富山陸上競技協会主催。富山県、富山市、高岡市、射水市、北日本新聞社共催。富山陸上競技協会主管。)

 フルマラソンのコースは昨年と同じ。高岡市役所前をスタートし、高岡大仏、山町筋、新高岡駅周辺を抜け、射水市内の新湊大橋(荒天時はサブコースを設置)を通って、富山市内の富山大橋、富山城址公園から富岩運河環水公園でゴールする。“山・海・まち~美しい富山湾を走ろう~”のキャッチコピーのとおり、雄大な立山連峰や、2014年10月にユネスコの支援する「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟が承認された富山湾など、富山の豊かで美しい自然と多彩な歴史、文化が息づく「まち」の魅力を体感できるコースとなっている。

 コースの目玉は、日本海側最大級の斜張橋「新湊大橋」。自動車専用道路のため、普段は走ることができない特別コースだ。高さ47m、長さ3,600mで、帆船海王丸の浮かぶ富山湾、立山連峰の雄大な景観が魅力。昨年の大会では、多くのランナーが歓声をあげ、足をとめて写真を撮影していた姿も印象的だった。今年もこの機会を逃すことなく、“絶景のパノラマ”を楽しんでみよう。

 エイドステーションでは、ます寿しや白エビ天むす、かまぼこ、羊羹、創作和菓子など、富山ならではの多彩な給食と美味しい水のおもてなしが楽しみだ。沿道では、30以上の応援イベントがランナーの完走を後押しする。高岡市中心部では絢爛豪華な御車山、射水市の新湊地域では新湊曳山が出迎えてくれる。射水市の田園地帯では流鏑馬の神馬がランナーと並走する全国でも珍しい応援が行われる。富山市内では路面電車がランナーと併走。電車の窓から応援が受けられるかも。


(左から)
▲高岡御車山と沿道からの声援を受けて
▲流鏑馬の神馬が迎えてくれる
▲ます寿し
▲白エビ天むす

 2015大会でランナーを元気づけてくれた「応援のぼり旗」も登場する。富山市内の小学生の手づくりで、出走するランナーすべての都道府県と参加国に関連するイラストや方言などが描かれる。昨年、海外から参加したランナーから、富山マラソンの出走記念に「応援のぼり旗」を持って帰国したいという願いもあったそうだ。

●インターネット先着順エントリー

 フルマラソンのエントリーの日程を紹介しよう。4月9日(土)正午から、富山県に住所のある方を対象にした「富山県民先行枠」(先着、募集人員1,500人、参加料10,000円)、伝統文化の披露や富山らしい食の提供など富山マラソンの特徴的な取組みに賛同いただける方を対象にした「富山マラソン応援枠」(先着、募集人員300人、参加料15,000円)、大会前日の宿泊と出走権をセットで申し込む方を対象にした「出走権付き宿泊プラン」(先着、募集人員200名、参加料29,800円)のインターネット先着順エントリー受付が始まる。また、4月23日(土)正午から「一般枠・インターネット」(先着、募集人員9,200人、参加料10,000円)の受付が始まる。なお、インターネットによるエントリーのほか、専用払込用紙による申し込み(抽選、募集人員500人、参加料10,000円)も実施。「海外枠」(先着、募集人員300人、参加料12,000円)もある。

 インターネットエントリーは抽選ではなく、先着で受け付ける。ちなみに2015大会の富山県民先行枠は6分、富山マラソン応援枠は47分、一般枠・インターネットは2日と10時間で受付が終了した。抽選という人まかせ、運まかせではなく、参加希望者のアクション一つでエントリーが決まるので、申し込みはお早めに(出場エントリコーナーhttp://www.toyamamarathon.com/entry.html/)。

 富山マラソン実行委員会事務局では、「富山マラソンでは自然、歴史、伝統文化と、富山の魅力が体感できます。フルマラソンの制限時間は7時間。マラソン初心者も今からトレーニングすれば間に合います。ぜひエントリーください。制限時間内に完走したランナーには、完走賞として、完走証、完走メダル、フィニッシャータオル、参加者全員に参加賞として記念Tシャツを進呈します」と話している。


▲富山大橋と立山連峰(左)
▲富山マラソン2016ロゴマーク(右)

 富山マラソンオリジナルTシャツ(サイズM)を抽選で5名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「富山マラソンTシャツ」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<3月27日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>

問合せ
●富山マラソン実行委員会事務局
TEL.076-444-4102
FAX.076-444-4439
http://www.toyamamarathon.com/

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