「食のとやまブランド」を“そだてる　つながる　ひろげる”をテーマに、「越中とやま食の王国フェスタ2014～冬の陣～」が2月8日(土)・9日(日)、黒部市の生地（いくじ）と宇奈月温泉で開催される。「越中料理と地酒を楽しむ会」や「越中とやま冬の味覚市」、「宇奈月温泉“足湯のお・も・て・な・し”」など、富山の旬の食材や食文化に親しめるイベントが盛りだくさん。冬の陣へ、出かけよう！

●黒部市の海側、山側の2会場でイベントを開催

　富山湾から黒部川扇状地、黒部峡谷まで豊かな自然と、海・野・山の幸に恵まれた黒部市。「越中とやま食の王国フェスタ2014～冬の陣～」は、富山湾からキトキトの魚介が水揚げされる港町・生地、黒部峡谷の玄関口に位置するリゾート地・宇奈月温泉と、海側、山側の2会場でのイベント開催となる。

　メインイベントの「越中料理と地酒を楽しむ会」＜2月8日(土)18:00～20:00＞は宇奈月温泉にある宇奈月ニューオータニホテルを会場に開かれる。富山湾の魚介や黒部名水ポークなど県産食材を使ったオリジナルの冬の越中料理と、県内酒蔵による振る舞い酒が味わえる。料理は、魚津カワハギ肝あえなどの前菜から始まり、地魚の氷盛りや黒部名水ポークのロースト、カニめし竹皮包み蒸し、新川牧場ミルクのブラマンジェなど富山の食が満載だ。

　会場では、黒部市を拠点に活動する創作おんな太鼓による華やかで力強い太鼓の披露や県産品の抽選会なども企画されている。募集人数は50名で、参加費は6,000円。

　なお、当日はJR富山駅から「越中料理と地酒を楽しむ会」会場の宇奈月温泉までシャトルバス(無料)が運行される。

　また、「越中料理と地酒を楽しむ会」は読売旅行(株)宇都宮営業所のツアーとしても楽しむことができる。詳細は、『「越中料理と地酒を楽しむ会」と「世界遺産白川郷・雪吊りの兼六園　飛騨の小京都高山」』へアクセスを。県外観光客におすすめの1泊2日のツアーだ。

　「ランチトーク“黒部の食の魅力”」＜2月8日(土)12:30～14:00＞は、黒部市生地の黒部漁港に面した魚の駅「生地」・できたて館「航海灯」にて。魚の駅「生地」の富山俊二支配人から「四季折々の食の魅力」について話を聞きながら、旬の食材を用いたミニコースが味わえる。募集人数は48名で、参加費は2,000円。特典として、魚の駅「生地」・とれたて館で使用できるお買い物券(500円)が付いている。

　「親子de名水ポーク“水餃子＆肉まん”を作ろう！」＜2月8日(土)午前の部10:00～12:00／午後の部14:00～16:00、黒部市コミュニティセンター＞は、親子で、黒部名水ポークを使用した水餃子と肉まんづくりを体験できるイベント。募集は各回親子10組。参加費は1組2,000円(追加1名につき＋1,000円)。

　「越中料理と地酒を楽しむ会」、「ランチトーク“黒部の食の魅力”」、「親子de名水ポーク“水餃子＆肉まん”を作ろう！」、「越中料理と地酒を楽しむ会」のシャトルバスは事前申し込みが必要＜応募締め切り：1月23日(木)＞。応募多数の場合は抽選となる。応募についての詳細は、「越中とやま食の王国ホームページ」で確認を。

●カニ鍋やおしるこで体もポカポカ

　「越中とやま冬の味覚市」＜2月8日(土)・9日(日)11:00～16:00＞と「宇奈月温泉“足湯のお・も・て・な・し”」＜2月9日(日)10:00～14:00＞は誰でも自由に参加できるイベント。家族や友人と一緒に富山の冬の味覚を気軽に楽しんでみよう。

　「越中とやま冬の味覚市」は魚の駅「生地」・とれたて館周辺で開かれる。カニ鍋や漁師鍋などアツアツの鍋が並び、冬ならではの美味に舌鼓を打つことができる。黒部漁港に水揚げされた新鮮な魚介や地元の農産物、加工品なども販売されるので、お土産にしてみてはいかが。

　「宇奈月温泉“足湯のお・も・て・な・し”」は、温泉街にある無料休憩所・いっぷく処にある足湯「いっぷく」などを会場に催されるイベント。おしるこの振る舞いや、モーツァルト音楽祭実行委員会による限定ミニコンサートが企画されている。円形の足湯に浸かりながら、モーツァルトの音楽に耳を傾けてみたい。日常の喧噪から離れて心身を癒してみては。

　越中とやま食の王国フェスタ実行委員会事務局では、「県外からの参加も大歓迎です。食の宝庫・富山で、冬の味覚を存分に味わってください。参加申込みはお早めに」と話している。