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2013年 1月 16日 [ トピックス ]
No.589-1:富山の冬の遊び方――白銀の世界をスノーシューピクニックで満喫
純白の雪原や静寂に包まれた森の中を西洋のかんじき、スノーシューを履いて歩こう――富山の旅行会社「エコロの森」では、1月から3月まで、立山山麓、南砺市・利賀、南砺市・五箇山、八尾・大長谷の県内4カ所で「とやまのガイドツアー・スノーシューピクニック」(県委託事業)を開催する。冬鳥のさえずりを聴きながら、のんびりと雪景色を眺めたり、雪遊びをしたりしながらスノーワールドを満喫!特別な技術は必要なく、スキー、スノボに比べて体力が要らないのも魅力だ。
●地元ガイドが富山の自然について解説
純白の雪原や静寂に包まれた森の中をスノーシューを履いて歩こう――富山の旅行会社「エコロの森」では、1月から3月まで、立山山麓、南砺市・利賀、南砺市・五箇山、八尾・大長谷の県内4カ所で「とやまのガイドツアー・スノーシューピクニック」(県委託事業)を開催する。冬鳥のさえずりを聴きながら、のんびりと雪景色を眺めたり、雪遊びをしたりしながらスノーワールドを満喫!特別な技術は必要なく、スキー、スノボに比べて体力が要らないのも魅力だ。
スノーシューは西洋のかんじきともいえるもので、スノーシューズや長靴などを履いたまま装着する。プラスチックなどの軽い素材で、雪の上をふわふわと浮遊するように歩くことができる。初心者でもスイスイと白銀の世界へ。気軽に雪と親しめる、近年注目のアクティビティーだ。グリーンシーズンには熊笹などが生い茂って入れないところでも、雪におおわれたウインターシーズンにはスノーシューでラクラクと歩ける。まだ人に踏まれていない純白の雪原に立ち入る喜び。野ウサギやタヌキなどの動物の足跡、フン、樹木の冬芽を観察する楽しみ。いろんな発見がスノーシューピクニックにはある。
スノーシューピクニックは、「立山山麓エリア」、「南砺市・利賀エリア」「南砺市・五箇山エリア」、「八尾・大長谷」の4カ所から選ぶことができる。「立山山麓エリア」は、北陸有数の規模を誇るウインターリゾートで、NPO法人森林セラピーソサエティが定める“森林セラピー基地”にも認定されている。散策は、らいちょうバレースキー場近くのキャンプ場エリアが中心となる。「南砺市・利賀エリア」は、県南西部に位置。標高1,000mを超える山々に囲まれており、秘境ムードが漂う。利賀国際キャンプ場での集合・解散となる。「南砺市・五箇山エリア」では、同市西赤尾にあるタカンボースキー場周辺の森を散策するコースが組まれている。「八尾・大長谷」では、白木峰の麓に位置する大長谷での山里歩きが楽しめる。いずれも専門の知識を持ったガイドが同行するから安心だ。
●雪のテーブルの上で熱々のチーズフォンデュ
スノーシューピクニックの開催日時は、いずれのエリアも1月から3月までの10:00(集合)~12:00(解散)。催行人数は2名からで、1週間前までに予約が必要。参加費は大人5,000円、子ども(小学生)4,000円。ガイド料、スノーシューレンタル料、お茶とお菓子代、保険料が含まれている。オプションで雪上チーズフォンデュランチ(別途1,000円)を味わうこともできる。
「とやまのガイドツアー(1月~3月)」には、スノーシュー以外の親雪ツアーもラインナップされている。おすすめは、かんじき歩きや雪遊びを楽しめる五箇山ツアー「菅沼 合掌の里 かまくらチーズフォンデュ」だ。会場は、世界遺産・菅沼合掌造り集落に隣接する「五箇山 合掌の里」。木製のかんじきを履き、合掌の里を散策したあとは、雪国ならではのかまくらづくりに挑戦。昼食は、かまくらの中で熱々のチーズフォンデュを味わえる。催行人数は2名から、時間は10:30~12:30。参加費は3,000円(ガイド料、昼食代、保険料)。雪がしんしんと降るなか、かまくらの中で過ごす時間は雪国ならではの思い出を深めてくれるだろう。
「エコロの森」の森田由樹子代表は「スノーシューピクニックで富山の大自然に触れてください。雪の斜面をお尻で滑り下りる爽快感。軟らかな雪の上にバタンと倒れこむ醍醐味。パウダースノーがしっかりと体を受け止めてくれます。1月の新雪のふわふわの雪が春に近づくにつれ、硬く締まっていくなど、時期によって雪質はさまざまに変化するので、何度来ても楽しめます。スコップで雪のテーブルとイスを作り、温かい飲み物やおやつを楽しむ時間も設けています」と話している。
なお、「エコロの森」では、立山芦峅寺ふるさとづくり協議会主催の「来拝山スノーシューハイキング」の参加者も募集中。開催日時は2月3日(日)8:30~16:00(富山駅集合・解散)。富山駅からバスで立山町芦峅寺の国立立山少年自然の家へ。10:00にスノーシューで出発し、来拝山山頂へ。昼食は雪上チーズフォンデュ。国立立山少年自然の家へ帰着後、あしくら交流館でおやつタイム、立山曼荼羅解説なども組まれている。料金は4,000円。富山駅からのバス往復送迎、ガイド料、昼食代、スノーシューレンタル代、保険料込みでこの料金とはお得。天候に恵まれれば、来拝山の山名の由来の通り、山頂から立山を拝むことができる。
3月16日(土)には八尾・大長谷、21世紀の森でスノーシューを楽しみ、温泉入浴のあと、室内でイタリア料理のコース料理を楽しむツアーも開催する。料金は7,000円。越中八尾駅からの往復バスを利用できるので、雪道運転の心配もない。スノーシューに興味のある方は、ぜひ参加を。
問い合わせ
●エコロの森(とやまのガイドツアー)
TEL.076-444-0576、090-4546-5238
FAX.076-471-7654
http://ecolonomori.com/toyama_guide/