イベント

アーカイブ

2013年 1月 9日 [ イベント ]

No.588-3:直径2m以上の大鍋でグツグツと―日本海高岡なべ祭り

粉雪舞う寒い冬には熱々の鍋、情調漂う町並散策も楽しみ。1月12日(土)・13日(日)11:00~16:00、「第27回日本海高岡なべ祭り」がJR高岡駅周辺と中心商店街、19日(土)・20日(日)に「山町筋の天神様祭」が山町筋重要伝統的建造物群保存地区で開催される。初春のイベントに足を運んでみよう。

▲日本海高岡なべ祭りのジャンボ鍋

●高岡の冬の風物詩へ

 粉雪舞う寒い冬には熱々の鍋、情調漂う町並散策も楽しみ。1月12日(土)・13日(日)11:00~16:00、「第27回日本海高岡なべ祭り」がJR高岡駅周辺と中心商店街、19日(土)・20日(日)に「山町筋の天神様祭」が山町筋重要伝統的建造物群保存地区で開催される。初春のイベントに足を運んでみよう。

 日本海高岡なべ祭りは昭和62年から続く、冬の一大イベント。海の幸いっぱいの鍋など、地元の味覚が堪能できるとあって県内外からの観光客にも好評だ。高岡の地場産業、銅器・アルミ産業の技を生かして造られた直径2m以上のジャンボ鍋から美味しい湯気が立ちのぼる。

 鍋会場のJR高岡駅前では、すり身ごっつお鍋が新登場。新鮮な魚のすり身のプリプリとした食感と深い味わいを満喫したい。ご当地自慢鍋として、カニとブリの寄せ鍋、博多最強もつ鍋、なども味わえる。ウイング・ウイング高岡広場では、イベリコ豚・コラーゲン鍋や海鮮鍋、ボルシチ、とんこつ春雨ヌードルなどが登場する。御旅屋通りに面した@パーク(旧万葉の杜)ではシチューをベースにした海鮮シチュー鍋のほか、タラ汁、里芋汁、カキ鍋などのご当地自慢鍋がずらりと並ぶ。フタバビルではミネストローネ、クラムチャウダー、カレーちゃんぽんに舌鼓を。高岡大仏前公園ではカニ鍋、立山ポークもつ鍋などのご当地自慢鍋などが満喫できる。高岡大仏を眺めながら、味くらべをしてみよう。共通なべ券は前売券<1月11日(金)まで県内コンビニなどで発売>が2枚セットで500円。当日券は1枚300円。

 中心商店街では、餅つき大会やフリーマーケット、ダイワ屋台村、たかおかグルメ横丁、よさこい演舞などが繰り広げられる。たかおかグルメ横丁には、人気の高岡風お好み焼き・ととまる、熱々のコロッケ、高岡昆布飯などのご当地グルメが並ぶ。

 なべ祭りお買い物ラリー<1月14日(月・祝)まで>では、中心商店街の2店舗以上で合計3,000円以上の買い物をして応募すると、抽選で200名に1,000円〜1万円分の商品券が当たる。初春の運だめしといきたい。

●天神様が重厚な町並を彩る2日間

 1月19日(土)・20日(日)、「山町筋の天神様祭」が、高岡市の山町筋重要伝統的建造物群保存地区で開催される話題もお伝えしよう。冬の恒例イベントで、今年で12回目。どっしりとした佇まいの土蔵造りの旧家や商店に伝わる天神様の掛け軸、人形の名品がショーウインドウや座敷などに飾られる。山町筋とは、主に旧北陸道に面した御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町を指し、重厚な建築物が町並を形成している。各会場をめぐりながら、町並と天神様をゆっくり観賞しよう。

 富山県では、学問の神として親しまれている菅原道真をまつる“天神信仰”が盛ん。正月になると、家庭では床の間に天神様の掛け軸や木彫り、人形を飾るのが習慣になっている。それらは男子が生まれた年に嫁の実家から贈られる習わしで、学業成就や無病息災などの願いが込められている。“天神信仰”は、加賀藩・前田氏が道真の末裔と称して、道真を神格化したことが背景にあるとされている。

 19日(土)14:00~15:00には、講演会「伝統文化を守る~蔵のありがたみ~」が守山町の太田家を会場に開かれる。講師は高岡市美術館の村上隆館長。参加費は無料となっているので、天神様めぐりとともに気軽に足を運んでみたい。


▲日本海高岡なべ祭り・高岡大仏前公園の会場▲山町筋の天神様祭
問い合わせ
●まちづくり会社 末広開発(株)高岡町衆サロン
TEL.0766-20-0555
FAX.0766-20-0666
http://www.takaoka-st.jp/

コメント

その他のイベント

ページの先頭へもどる↑