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2012年 7月 4日 [ トピックス ]
No.563-1:「山がある。夏がある。富山がある。」都内でラッピング電車快走!おいでよ、夏の富山へ!
暑い夏、涼を求めて富山へ旅行に出かけてはいかが? 県は夏の観光誘客を図るため、JR山手線で車体広告を展開中。“山ガール”と話題の新作アニメ映画“おおかみこどもの雨と雪”の2つのラッピング電車が山手線を駆け抜け、富山での避暑をPRしている。散策ツアー「山ガールと雲上のアルペンルート散策」や、日本一高い雲上のアウトドアイベント「立山黒部アルペンフェスティバル2012」の話題もクローズアップ。立山の雄大な自然のなかで心身を癒してみては。
●JR山手線に2バージョン、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」公開に合わせ
暑い夏、涼を求めて富山へ旅行に出かけてはいかが? 県は夏の観光誘客を図るため、JR山手線で車体広告を展開中。“山ガール”バージョン(7月15日(日)まで)と“おおかみこどもの雨と雪”バージョン(22日(日)まで)のラッピング電車<各1編成(11車両)>が山手線を駆け抜け、爽やかで涼しげな夏の富山旅行をPRしている。
標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く国際的な山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」は、天然の涼風が肌をなでる高原、眼前に迫る名峰、愛らしい高山植物、宇宙の深遠なドラマを見せる星空と、夏のリゾートに最適な雲上の楽園。周辺は観光だけでなく、登山やトレッキングと、アクティブに大自然を楽しめるフィールドで、近年、ファッショナブルなウェアにリュックサック姿の山ガールが急増している。
“山ガール”バージョンは、「山がある。夏がある。富山がある。」のメインコピーと、レギンス姿の山ガールやアルペンルート沿いの室堂平、弥陀ヶ原の写真を使って、夏でも冷涼な立山の魅力を伝えている。また、「夏」の文字を“温泉”、“星”、“粋”、“旨”、“鮨”、“癒”などにかえたデザインもあり、宇奈月温泉、富山湾鮨、世界遺産五箇山といった、平野部での観光の魅力も紹介し、県内を周遊・滞在する広域観光を提案している。立山黒部アルペンルート散策のあとは、富山の街歩きや富山湾の味覚を堪能するひとときを――。
一方、“おおかみこどもの雨と雪”バージョンは、富山の美しい風景をモデルにしたアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」<7月21日(土)より全国公開、細田守監督(富山県上市町出身)作品>のワンシーンと、立山や称名滝などの写真を組み合せたデザインが目を引く。“「おおかみこどもの雨と雪」の舞台、富山へ。”、“その情景はここにある”のコピーで富山の旅へ誘う。
ちなみにアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」は、“おおかみおとこ”と恋に落ちた大学生の花が、二人の間に生まれた“おおかみこども”の姉・雪と、弟・雨の成長を見守る13年間のストーリー。母親と子どもの成長、家族の絆、山里の暮らしをファンタジックに描く。雄大な山岳や、落差の大きい滝、山間に広がる美しい棚田など、富山が舞台のモデルになった美しい風景が次々と登場する。イメージに合う風景を求めて立山や上市など各地をロケハンし、画が起こされた。高山植物や田植え、農作業のシーンも丁寧に描写されている。繊細かつ躍動感ある映像、親と子の温かな物語に心を動かされたら、ぜひ実際の富山の風景を見に来てほしい。
●初心者向け、散策ツアー「山ガールと雲上のアルペンルート散策」
夏、富山に行きたいと思ったなら、富山県と旅行雑誌『じゃらん』がタッグを組んで企画した「立山からはじめる!山部Summer Trip」<「関東・東北じゃらん8月号(7月1日発売)巻末別冊綴込み>を手にしてみては。立山黒部アルペンルートでの高原トレッキングや山登りの情報、下山後の富山の旅の情報が満載されている。事前にプランを練り、実際に富山を楽しんでみよう。そして、JR富山駅に降り立ったなら、「山ガール弁当」(ますのすし本舗 源)を購入したい。富山名産のます寿し、ぶり寿しなどをメインに、かまぼこやホタルイカ、シロエビなど富山の味覚が惣菜になった美味な弁当を賞味!富山駅では7月7日(土)~9月16日(日)室堂ターミナルでは7月21日(土)~8月19日(日)の期間限定で販売(700円)。
初めて立山を訪れる方や、自然観察・トレッキングを気軽に楽しみたい方には、散策ツアー「山ガールと雲上のアルペンルート散策」がおすすめだ。室堂ターミナルの富山観光案内所「とやま旅ナビ」に常駐する“山ガールガイド”と一緒に歩きながら、立山の大自然の魅力の一端に触れられる。初心者向けで、山歩きの基礎も学べるのもうれしい。このほどラムサール条約湿地に登録された弥陀ヶ原もコースに入っており、泥炭層のくぼ地に水がたまってできた池塘、高山植物など、貴重な自然を間近で観察したい。
Aコース「弥陀ヶ原高原と立山カルデラ展望台コース」(7月28日、29日、8月9日、19日、23日、9月22日9:50弥陀ヶ原ホテル玄関前集合~12:50ホテル解散)、Bコース「みくりが池周辺と天狗平水平道コース」(7月28日、29日、8月7日、18日、21日、9月23日10:00室堂ターミナル・とやま旅ナビ前集合~13:30室堂ターミナル解散)の2つのコースがあり、参加費は各1,500円。Aコースには、弥陀ヶ原ホテル(休憩時)でのケーキと飲み物(予定)のセット、Bコースには天狗平山荘(休憩時)での昼食が付いている。集合場所までの交通費と解散後の交通費は別途。申込みは、利用日の2日前までに立山黒部貫光(株)(TEL.076-411-9035)へ。
●日本一高い雲上のアウトドアイベント「立山黒部アルペンフェスティバル2012」
9月7日(金)~9日(日)、室堂平、弥陀ヶ原、雷鳥沢を会場に開催される「立山黒部アルペンフェスティバル2012」(主催:富山県、立山黒部貫光(株)、(株)ICI石井スポーツ)の話も一足早くお届け。“日本一高い雲上のアウトドアイベント”のフレーズを掲げ、昨年初めて開催された同フェスティバル。2年目のテーマは「安全登山と環境保護を目指して」。富山県警山岳警備隊やアウトドアメーカーなどの協力により、フェスティバルツアーや体験会などの実践的なアクティビティが企画されている。初心者から中上級者まで、山ガールからファミリーまで誰もが立山を楽しみつくせる3日間となるだろう。
室堂エリアでは、山岳警備隊による安全登山講話と体験のほか、ザックや靴の出張診断サービス、アウトドアスケッチやカメラ教室、アウトドアバザール、雄山登頂記念缶バッジプレゼントなどが予定されている。弥陀ヶ原エリアではラムサール条約セミナー、トレッキングシューズのためし履き体験、弥陀ヶ原トレッキングツアー、星空観察会、雷鳥沢エリアでは最新テント泊体験会、地図読み講習会、アウトドアクッキング体験などが予定されており、立山や自然が大好きになる体験アクティビティがいっぱいだ。
現在、誘導、案内、各エリアのインフォメーションデスクなどのボランティアスタッフ(各日10名程度)を募集中。対象は、18歳以上の男女(高校生は除く)で、立山が好き、人が好き、楽しいことが好きな健康で元気な方。条件として、8月25日(土)13:30~16:30(富山市内会議室)のボランティアスタッフ研修会に参加できる方、立山駅まで集合時間(7:35)に来られる方、2日間以上参加可能な方など。詳しくは、立山黒部アルペンフェスティバル2012事務局(公式サイト e-mail)へ。
富山県観光・地域振興局観光課では、「ラッピング電車は、山ガールやアニメ・映画のファン層への訴求を期待しています。中央線快速・京浜東北根岸線の全編成女性専用車両、京葉線全車両のドア付近に設けられた液晶ディスプレイでも夏の富山をPR。ぜひ富山へいらしてください。また、秋の立山黒部アルペンフェスティバル2012もご期待ください。立山の雄大な自然のなかで心身を癒してみては」と話している。
問い合わせ
「ラッピング電車」について
●富山県観光・地域振興局観光課 誘客推進係
TEL.076-444-3517
「立山のイベント」について
●富山県観光・地域振興局観光課 魅力創出係
TEL.076-444-4498
FAX.076-444-4404
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