イベント

アーカイブ

2012年 4月 4日 [ イベント ]

No.551-1:春風にのり、東京で富山の魅力をPR! 食べて、観て、富山を堪能!!

富山の食や観光の魅力を発信するイベントが4月、東京・千代田区丸の内で開催される。「とやまの発酵 丸の内リトリート ~時間(とき)が育む食の旅~」<11日(水)~22日(日)>は、全国でブームとなっている「発酵」をテーマにした食のイベント。「チューリップ・ファンタジア ~いけばな草月流による、10万枚の花びらの世界~」<24日(火)・25日(水)>では、草月流花道家たちがチューリップの花びら約10万枚を使った作品を展示する。


●発酵をテーマに富山一色のメニュー! 新丸ビルの7階フロア

 富山の食や観光の魅力を発信するイベントが4月、東京・千代田区丸の内で開催される。「とやまの発酵 丸の内リトリート ~時間(とき)が育む食の旅~」<4月11日(水)~22日(日)>は、全国でブームとなっている「発酵」をテーマにした食のイベント。東京駅前の新丸の内ビルディング(新丸ビル)7階「丸の内ハウス」の9つの飲食店で、富山湾のシロエビ、ホタルイカなど富山直送の旬の素材や、富山産の酒粕、納豆、塩麴といった発酵食品を生かした各店オリジナルメニューを提供する。発酵食品とは、微生物の働きによって作り出されるもので、アミノ酸が豊富で体にやさしい食品。食材のうま味も引き出してくれるから、富山の食材がどんな味を醸し出してくれるか楽しみだ。

 レストラン「mus mus」のメニューは、板酒粕、まるごとすり身(トビウオ)、氷見うどんなど県産食材を使った“飛魚のすり身入り酒粕鍋”をはじめとした“富山の発酵コース”、とやまポーク、塩麴を使った“とやまポークの塩麴漬けからあげ丼”など。「自由ヶ丘グリル」では、ホタルイカ、ふきのとう、菌床椎茸、わさび菜、入善の塩を素材にした“富山野菜とホタルイカのフリット”、シロエビと菌床椎茸を使った“シロエビと菌床椎茸の酒粕風味リゾット”など。欧風小皿料理「沢村」では、とやまポーク、塩麴、白とろろ昆布を使った“とやまポークのロースト”、カンノイカ、小松菜、塩麴、そらまめ、ドライトマトを使った“富山カンノイカの塩麴ペペロンチーノ”など。すべての店舗で富山のメニューが堪能できる。トレンド情報の発信地・新丸ビルにて富山の食に触れられる12日間、各店自慢の味をランチ、ディナータイムで満喫したい。

 フロアでは、パネルやショートムービーで富山の食や観光情報を紹介。また、丸の内ハウスのライブラリースペースを会場に麴や酒をテーマにしたセミナーも開催される。4月13日(金)には、「もっと知りたい!麴の力」と題して、南砺市福光の石黒種麴店店主・石黒八郎さんが講演。20日(金)は、富山市八尾の玉旭酒造の杜氏・嶋光国さんを迎え、「老舗酒造の杜氏に聞く 富山のお酒のこと・発酵のこと」と題したセミナーが開かれる。時間は19:00~20:30、定員各回30名で、予約が必要(詳細はこちらで確認を)。参加費1,000円。13日は石黒種麴店特製の甘酒付き、20日は地酒と杜氏手作りの酒粕おつまみ付きだから楽しみだ。

●富山のチューリップを草月流で! 春の香りと彩りを楽しむ2日間

 富山を代表する花・チューリップの魅力に触れられるイベント「チューリップ・ファンタジア~いけばな草月流による、10万枚の花びらの世界~」が、4月24日(火)・25日(水)11:00~19:00、丸ビル1階のアトリウム「マルキューブ」で開催される。チューリップ球根出荷量が全国1位の富山県といけばな草月流がコラボレーションし、10万枚を超えるチューリップの花びらを使った作品の展示を通して、富山から東京・丸の内へ春を届ける。

 いけばな作家・州村衛香(すむらえいこう)氏をはじめ、いけばな草月流の花道家たちが花びらを生けるイベントで、草月流で“花びらを生ける”取組みは初めての試みとなる。竹箒のオブジェと花びらの組み合わせなど、型にとらわれない自由な表現、想像力をかきたてる展示がユニークだ。吹き抜けのマルキューブの上部から俯瞰すると、チューリップの姿となる仕掛けだ。作品のテーマは「再生」。1輪から1枚ずつになった花びらが集まり、作品を形づくる。当日使用される約10万枚の花びらは、球根を育てるために早期に摘まれたもの。作品から生産農家の情熱や花びらの愛らしさ、花道家たちの感性、美意識を感じとってほしい。

 なお、富山県砺波市では、4月25日(水)~5月6日(日)、「2012となみチューリップフェア」が砺波チューリップ公園で開催される。「笑顔あふれる 愛の花」をテーマに、国内最多500品種100万本のチューリップが咲き誇る。チューリップタワーからは、約20万本のチューリップで描かれた「笑顔とハート」の地上絵が観賞できる。このほか、砺波市で発案された水上花壇、オランダ・キューケンホフ公園の技術を取り入れたオランダ風花壇、散居に広がるチューリップ畑など見どころもいっぱいだ。

 富山県農林水産部農産食品課では、「東京・丸の内で続々開催する“丸の内リトリート”と“チューリップ・ファンタジア”で富山に触れてください。“富山時間”を過ごした後には、ぜひ春の富山へ観光と、味覚を探訪しにいらしてください」と話している。



問い合わせ
●富山県農林水産部農産食品課 食のブランド推進班
TEL.076-444-3271
FAX.076-444-4410
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1613/

コメント

その他のイベント

ページの先頭へもどる↑