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2012年 2月 15日 [ 特産品 ]

No.544-1:富山名物をつまみ食い!「とやま街なか ぐるっとグルメぐり クーポン」発売

富山市中心街をめぐりながら、つまみ食い感覚で、富山名物のます寿司や銘菓などをちょっとずつ味わえる「とやま街なか ぐるっとグルメぐり クーポン」が発売された。クーポンは4枚つづり500円(ぐるっとグルメぐりマップ付き)で、発売&有効期間は3月20日(火・祝)まで。観光に来た人も、富山に住んでいる人も、ワンコインで富山名物を味わいながら、街なか散策をゆったり楽しんでみてはいかが?


●マップ片手に散策、ワンコインで小さな旅

 富山市中心街をめぐりながら、つまみ食い感覚で、富山名物のます寿司や銘菓などをちょっとずつ味わえる「とやま街なか ぐるっとグルメぐり クーポン」が発売された。クーポンは4枚つづり500円(ぐるっとグルメぐりマップ付き)で、発売&有効期間は3月20日(火・祝)まで。観光に来た人も、富山に住んでいる人も、ワンコインで富山名物を味わいながら、街なか散策をゆったり楽しんでみてはいかが?

 NPO法人富山観光創造会議(富山市堤町通り)が富山県から補助金の交付を受け、実施・運営する。同会議では、富山市中心部にかまぼこや団子など一口サイズの味覚、特産品を販売する店が多いことに着目。クーポンを使って、各協力店で少しずつ受け取れるようにした。街なかをぐるっと巡りながら、“グルメぐりの旅”を楽しめる仕掛け。モデル事業となっており、評判次第で継続実施を検討する考えだ。

 協力店は石谷もちや、島川あめ店、寿し工房大辻富山店、鈴木亭、竹林堂本店、月世界本舗など、富山市中心部に店を構える12店舗で、入り口に“ぐるっとグルメぐり”の案内ステッカーが貼ってある。いずれも老舗ならではの名物がある。

 クーポンは、とやま街なか観光案内所(富山市堤町通り1-3-7)、ANAクラウンプラザホテル富山、富山第一ホテル、名鉄トヤマホテル、富山エクセルホテル東急で発売中。購入後、マップで紹介された各店の名物をチェックし、各店へ。クーポンを切り取って渡すと、指定の名物を味わったり、持ち帰ったりすることができる。1枚につき1名、1店舗での利用がルールだ。

●あやめ団子、ますの寿司…めぐれば、名物続々、おなかも満足

 協力店の名物をいくつか紹介すると、石谷もちやの名物は「あやめ団子」。沖縄産の黒砂糖で仕上げた蜜は濃厚な味わいで、もっちりとした団子によく合う。160年余の伝統を誇る女傳かまぼこ製造本舗は昆布巻かまぼこの製造元祖。クーポンで「蒲鉾一口サイズ(ベーコンチーズ、白海老チーズの中の1本)を味わうことができる。創業230年余の竹林堂本店の名物は「甘酒まんじゅう」。一口いただけば、甘酒のほのかな香りと甘味がたまらない。富山名産といえば、緑の笹に朱色のますの切り身、純白のシャリが映える「ますの寿し」。寿し工房大辻富山店では、一口サイズの笹巻寿しが味わえる。慶応2年に創業した老舗和菓子店・鈴木亭では、延命地蔵尊の名水を使って炊かれた小豆粒餡が味わえる「あけの月(最中1個)」を。定番の杢目羊羹もお土産にしたい。

 なお、とやま街なか観光案内所でクーポンを購入すると、ペットボトルのお茶のプレゼントもある。ANAクラウンプラザホテル富山では、クーポンを組み込んだ宿泊プランの販売を予定している。

 NPO法人富山観光創造会議では、「富山には美味しいものがいっぱいです。クーポンで各店の名物をちょっとずつ食べ歩くことができます。2kmほどのエリアのなかに12店舗が点在しており、散策するのにもちょうどいい距離。徒歩はもちろん、市内電車環状線・セントラムを利用して市中心部の観光もお楽しみください。平成26年度末までの北陸新幹線開業を控え、中心部の魅力を発信していきたいですね」と話している。

▲あやめ団子(石谷もちや)
▲甘酒まんじゅう(竹林堂本店)


問い合わせ
●NPO法人富山観光創造会議
TEL.070-5630-6082
http://www.kankou-toyama.com

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