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2011年 9月 28日 [ イベント ]

No.525-1:11月、食の聖地 美味しい富山へ!体験モデルツアー参加者募集中


 食の聖地・美味しい富山を体験する特別プラン「とやま世界遺産で収穫体験」と「とやま魚津漁港のセリ市特別体験」が11月に開催される。人気漫画『美味しんぼ』に描かれた味覚や人を訪ねるモデルツアーとして、富山県、NPO法人グリーンツーリズムとやま、JTB中部富山支店が連携して企画。現在、参加者募集中!


●漫画『美味しんぼ』に描かれた味覚、人を訪ねるモデルツアー
 食の聖地・美味しい富山を体験する特別プラン「とやま世界遺産で収穫体験」<11月4日(金)・5日(土)>と「とやま魚津漁港のセリ市特別体験」<11月10日(木)・11日(金)>が開催される。富山県、NPO法人グリーンツーリズムとやま、JTB中部富山支店の連携企画。現在、参加者募集中!

 同プランは、人気漫画『美味しんぼ』<原作者:雁屋哲氏、作画者:花咲アキラ氏(射水市出身)/小学館発行>の単行本84巻「日本全県味巡り富山編」に登場する人や店を訪ね、味覚に触れ、富山の豊かな自然の中で育まれた食文化を体感しようという1泊2日のユニークな企画。一般的な観光ツアーでは見ることや味わうことのできない、グリーンツーリズムの体験型モデルツアーだ。参加者には『美味しんぼ』84巻がプレゼントされるので、漫画を参考に実際の富山を学んでみたい。

「とやま世界遺産で収穫体験」は、県西部に位置する南砺市福光地区と五箇山・上平地区を訪ねるツアー。1日目(11月4日)は、集合場所の富山駅から観光バスで福光地区へ。84巻の表紙を飾った三社柿のふるさとにて、干柿づくりのための三社柿の収穫と皮むきを体験する。その後、フレンチレストラン・ラモヴェールで夕食。30年前、草刈り十字軍への参加がきっかけで福光に店を開き、早くから地産地消に取り組んできたシェフの話も聴けるから楽しみに。宿泊は、昔からの湯治場・川合田温泉。肌に優しい湯に浸かりながら、手足をゆったり伸ばすとしよう。

 2日目(11月5日)は世界遺産の五箇山へ。合掌の里で、“幻の赤カブ”といわれる五箇山カブラの収穫を体験する。五箇山カブラはやや長円形で、表面の紅色とみずみずしい甘みが印象的。収穫したものは、お土産として持ち帰ることもできる。昼食には、報恩講(親鸞聖人の忌日に行う仏事)の料理やいとこ煮に舌鼓。教念寺の住職から真宗王国の風土についての講話もある。

●魚津で海の幸、大地の恵みに出会う旅

 「とやま魚津漁港のセリ市特別体験」は、県東部の魚津市の幸と食文化を満喫するツアー。1日目(11月10日)は、まず富山を代表するりんごの産地・加積りんごの里へ。エコファーマーのりんご農家の庭先にて、加積りんごの特徴や歴史、体験談などが聴ける。試食も楽しみに。その場で宅配も可能だから富山の思い出をりんごに込めて送りたい。その後は、大正時代に魚津から全国へと広がった米騒動の発祥の地を訪問。修復された米蔵の特別見学も予定されている。夕食前には、小説『浜に立つ女たち』の著者・大成勝代氏が米騒動のきっかけとなった浜の女性たちを語る。夕食では、魚津漁港に水揚げされた魚介が堪能できる。宿泊は、魚津マンテンホテル駅前(シングル利用)。

 2日目(11月11日)は魚津漁港からスタート。早朝、普段は見られない漁港のセリを特別見学する。セリ人の威勢のいい掛け声とともに、ずらりと並ぶキトキトの幸を見てみたい。朝食・休憩の後は、海の駅・蜃気楼へ。『美味しんぼ』で紹介された富山の食の伝承人からフクラギのさばき方を伝授してもらう。昼食には、漁師のまかない料理・あら汁などが味わえる。

 旅行代金は、各ツアー25,000円。宿泊費、夕食・朝食・昼食の3食、日程中の交通費が含まれている。募集定員は各30人(最少催行人数は15人)。申し込み締め切りは10月20日(木)だが、定員に達し次第締め切られるので、早めの申し込みを。各ツアーともに富山駅発着で、1日目13:00集合、2日目15:00解散。全行程に添乗員が同行する。申し込みは、JTB中部富山支店(TEL.076-431-7581、FAX.076-441-1320)。

 富山県農林水産部農村振興課では、「両方のツアーへの参加も可能です。魚津漁港のセリ市など、普段見ることのできない場所も見学できます。海山の幸、収穫体験を楽しみ、豊かな食文化を育んできた富山の自然・風土を体感ください」と話している。



問い合わせ
●JTB中部富山支店
TEL.076-431-7581
FAX.076-441-1320
http://www.jtb.co.jp/shop/toyama/

●富山県農林水産部農村振興課
TEL.076-444-9011
FAX.076-444-4427
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1605/
http://www.gt-toyama.net/

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