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2011年 9月 21日 [ イベント ]

No.524-1:富山で田舎体験、癒しと学びの時間を


 「とやま帰農塾2011」の秋冬講座が9月23日(金・祝)から始まる。富山の田舎で農林業や伝統文化などを体験する滞在型グリーン・ツーリズム。12月まで、県内で5講座が開講する。1泊2食の宿泊旅行とミニ田舎体験、お昼ごはんをセットにしたプラン「とやまdeムラごはん」の話題も併せて紹介!

▲とやま帰農塾

●「とやま帰農塾2011」秋冬講座、参加者募集中

 「とやま帰農塾2011」の秋冬講座が9月23日(金・祝)から始まる。富山の田舎で農林業や伝統文化などを体験する滞在型グリーン・ツーリズム。12月まで、県内で5講座が開講する。主催は富山県・魚津市・氷見市・黒部市・南砺市・朝日町。交流地域活性化センター・NPO法人グリーンツーリズムとやまが主管する。

 5月から7月までの春夏講座(5講座)には、県内外から計45名が参加した。中京圏からの女性の参加が目立った。50~60代が中心だが、20~30代の女性の参加も増えている。富山への転勤やUターンをきっかけに田舎暮らしに興味があって参加したという受講者も多い。「山菜採りからあく抜きまで教われてよかった」、「斧を振り下ろし、気持ちのいい汗をかいた」といった感想が寄せられている。

 秋冬講座を紹介すると、松倉塾<魚津市:9月23日(金・祝)~25日(日)※受付終了)では、稲刈りやはさ掛け、ヒマワリの種とりなどを体験。井波塾<南砺市:10月14日(金)~16日(日)>では、散居村の屋敷林に囲まれた農家で田舎暮らしが楽しめる。漫画『美味しんぼ』で絶賛された里芋を掘って里芋料理を作ったり…。蓮如の里「土山御坊」や瑞泉寺の見学も予定されている。大長谷塾<富山市:10月21日(金)~23日(日)>では、きのこ狩りや山菜種まき、野菜収穫、鶏さばき、堆肥づくりなどを体験。標高500m地帯の農業を肌で感じてみよう。大家庄塾<朝日町:11月18日(金)~20日(日)>では、塾定番の味噌づくりに挑戦。地元の“かあちゃん”と米こうじ味噌をつくる。魚さばきや稲穂リース、野菜の収穫のほか、宿泊場所になっている寺での座禅体験も楽しみだ。八代塾冬講座<氷見市:12月2日(金)~4日(日)では、自生する自然薯を掘ったり、ブリ漁を学んだり。すんば(杉葉)拾い、かぶらずしづくりや雪吊り・雪囲いも体験できる。

 各塾ともに金曜から日曜までの2泊3日のスケジュール。宿泊場所は各地区の公民館などを利用する。開始時刻は初日が14:00、終了時刻は最終日14:00。田舎暮らしや移住・定住に関心のある方、農林漁業体験をしてみたい方を募集する。募集人数は各塾10名ほど。募集締め切りは、各開催日の2週間前(ただし定員に達し次第締め切る)。受講料は各塾13,000円(食材費、施設利用料、体験料、保険料を含む)。現地までの交通費は各自で負担(最寄りのJR駅までの送迎あり)。申し込みは、申込用紙(http://www.gt-toyama.net/からダウンロード)に必要事項を記入の上、FAX、郵送またはEメールにて、交流地域活性化センター・NPO法人グリーンツーリズムとやま(〒930-0008 富山市神通本町1-6-8 TEL&FAX.076-482-3161 E-mail:info@gt-toyama.net)へ。

●「とやまdeムラごはん」でミニ田舎体験

 1泊2食の宿泊旅行とミニ田舎体験、お昼ごはんをセットにしたプラン「とやまdeムラごはん」の話題も紹介しよう。富山県やNPO法人グリーンツーリズムとやま、リクルート旅行カンパニーじゃらんリサーチセンターなどで組織する「グリーンツーリズムエントリーモデル開発推進協議会」が開発した。“ムラごはん”とは、地元食材などを使ったその土地ならではのお昼ごはんを表現したもの。旅行のついでに自然豊かな農村部に立ち寄り、その土地の自然や文化、食などに触れる新しいスタイルの余暇を提案する。

 「とやまdeムラごはん」では4つのプランが設けられている。東部北エリアの「ヒスイ海岸で開運石探し&漁師飯体験」は、宿(源泉かけ流し 6つの露天風呂の宿 ホテルおがわ:朝日町)で一泊したあと、日本の渚百選に選定されているヒスイ海岸で、地元の翡翠探しの達人と一緒に翡翠の原石を探すプラン。昼食は海岸近くの民宿またはドライブインにて、朝日町の郷土料理・たら汁を味わう。東部南エリアの「北アルプス・立山のふもとの農家に訪問」では、宿(グリーンパーク吉峰 よしみねハイツ:立山町)を出発し、地元農家を訪問。野菜の苗の植え付けや収穫などを体験したあと、地元の食材だけでつくった「立山育ちご膳」が楽しめる。

 西部北エリアの「氷見の海と魚を全身で味わう!」は、宿(氷見温泉郷いさりびの湯 民宿灘浦荘:氷見市)にチェックインしたあと、氷見の海岸で釣りを体験するプラン。道具とエサがプランに含まれており、手ぶらで参加できる手軽さが魅力だ。釣りのあとは、魚料理たっぷりの夕食が味わえる。西部南エリアの「伝統の手すき和紙に挑戦!」では、宿(砂風呂の宿 ふくみつ華山温泉:南砺市)に泊まり、五箇山に伝わる伝統工芸の和紙に触れられるプラン。和紙すきを体験したあと、五箇山の郷土料理に舌鼓が打てる。

 「とやまdeムラごはん」の各プランの料金やスケジュールなど詳細はホームページで確認を。予約もできる。

 富山県農林水産部農村振興課では、「海山野の自然に恵まれた富山での農業体験、田舎暮らしで、富山を好きになってほしい。のどかな風景を眺めていると心身が癒されます。塾長や地元の人たちとの交流も楽しみです。また、とやまdeムラごはんではプチ体験と地元の味覚を堪能ください」と話している。




問い合わせ
●富山県農林水産部農村振興課
TEL.076-444-9011
FAX.076-444-4427
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1605/ http://www.gt-toyama.net/

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