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2009年 11月 4日 [ トピックス ]
No.428-2:道の駅「メルヘンおやべ」誕生
小矢部市桜町の国道8号沿いに県内14番目となる道の駅「メルヘンおやべ」がこのほどオープンした。国土交通省の道の駅と、小矢部市の地域振興棟を一体的に整備。地域農産物売場や物販コーナー、フードコーナー、交流広場、足湯、ドッグランなどがあり、地域活性化の拠点として期待が集まっている。
●小矢部産の農産物から土産品まで
小矢部市桜町の国道8号沿いに県内14番目となる道の駅「メルヘンおやべ」がこのほどオープンした。国土交通省の道の駅と、小矢部市の地域振興棟を一体的に整備。地域農産物売場や物販コーナー、フードコーナー、交流広場、足湯、ドッグランなどがあり、地域活性化の拠点として期待が集まっている。
生産者と消費者のふれあいの場となる地域農産物売場では、小矢部市内で生産された米や収穫されたばかりの新鮮な旬の野菜、りんご、鶏卵をはじめ、はと麦茶やりんごジュースなどの農産加工品、バラの生花などが販売されている。生産者名が表示された安心・安全なものばかりだ。玄米が計り売りされており、その場で精米して持ち帰ることができるのも特徴。このほか、小矢部市の姉妹都市・北海道沼田町のワインやトマトジュース、パンプキンジュースなども並んでいる。
物販コーナーでは、小矢部市のシンボルキャラクター「メルギューくん」をモチーフにしたせんべいや、桜町遺跡にちなんだ菓子、稲場山で育った「いなばメルヘン牛」の旨味と赤身の甘みを逃さずにじっくりと焼き上げたローストビーフ、富山名産のますの寿しといった土産品、コンビニ系の手軽な食品などがずらりと並ぶ。バラのエッセンスを加えた「薔薇メルヘンソフトクリーム」も味わえる。また、「メルギューくん」の着ぐるみを身につけたご当地ハローキティーの携帯ストラップも大人気。倶利伽羅合戦で木曽義仲が牛の角に松明をくくりつけ、平家の陣に突入させたと伝えられる”“火牛の計”にちなんで角には火がともり、ハローキティーも勇壮かつ愛らしい牛の姿に。胸には小矢部のメルヘン建築をイメージしたシルエットが浮かんでいる。
フードコーナーは稲場山の風景を楽しみながら地元食材などを使った味覚に舌鼓が打てる。手延煮込みうどんが自慢で、なかでもモツ煮うどんがおすすめだ。
●温泉利用の足湯、ペット連れにうれしいドッグランも整備
展示コーナーでは、道の駅オープン記念として、来年1月11日(月・祝)まで「桜町遺跡縄文展」が開催されている。桜町遺跡は、縄文時代の木製品などの貴重な資料が多く発掘され、全国的に脚光を浴びた遺跡。谷の中にあり、地下水位が高かったことから水に守られ、建築部材などの木製品や編み物などが良好な状態で出土した。同展では、高床建物の柱材やY字材などの建築部材、縄文土器、木材加工の技と道具、食料獲得と加工の道具、祭祀具、装身具などを展示。時空を超えて、縄文時代の生活にふれることができる。
屋外に目を向けると、ペットブームに対応して、犬連れのドライブをサポートする「ドッグラン」が県内の道の駅で初めて登場したことも話題。リードなしで自由に散歩できる緑のスペースで、大型犬用、小型犬用の2つのエリアがある。愛犬と一緒に歩きながら、ドライバーもリフレッシュしよう。隣接地に建つ総合遊具施設は、縄文時代の高床建物をイメージしたユニークなもの。滑り台やネットのコーナーがあり、子どもたちものびのびと遊べそうだ。
心身の癒しスポットとなりそうなのが、おやべ温泉(泉質:ナトリウム−塩化物泉)を利用した足湯。浸かっていると、足元からポカポカ。小矢部特産のバラが浮かんでおり、上品な香りが楽しめる。
道の駅「メルヘンおやべ」では、「国道8号沿いにあり、北陸自動車道、能越自動車道へのアクセスにも便利。ドライブ休憩や買い物にぜひお立ち寄りください。地域農産物売場では、小矢部で生産された新鮮な農産物や加工品を直売。朝市も定期的に開催します。直径30mの円形の交流広場や勾玉づくりなどの体験ができる体験交流室も備えています」と話している。
問い合わせ
●道の駅「メルヘンおやべ」
TEL.0766-68-3811
FAX.0766-68-3815
http://www.michinoeki-meruhen-oyabe.com