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2009年 5月 13日 [ イベント ]

No.403-2:凧に夢をのせて-第31回越中だいもん凧まつり-


 「越中だいもん凧まつり」が5月16日(土)~17日(日)、射水市枇杷首・庄川左岸河川敷にある大門カイトパークを会場に開催される。「越中だいもん凧の会」による110畳の大凧揚げ挑戦、射水市内の自治会42団体によるローカル凧揚げ競技、全国有名凧揚げ競技‥‥。五月晴れの大空に、大小2,000余りの色とりどりの凧が舞う。

●越中だいもん凧の会、110畳の大凧揚げに挑戦

 五月晴れの大空に、大小2,000余りの色とりどりの凧が舞う‥‥。「越中だいもん凧まつり」が5月16日(土)~17日(日)、射水市枇杷首・庄川左岸河川敷にある大門カイトパークを会場に開催される。武者絵やだるま、ユニークなデザインの凧。そして凧を操る巧みな手さばき。凧を通して、大きな感動とロマンを与えてくれるイベントだ。

 凧まつりは、藩政時代、庄川に橋を架けたときに地元で凧を揚げて祝ったのがルーツとされ、イベントとして旧大門町で実施されるようになったのは昭和54年。以来、県内をはじめ、全国から凧のファンや観光客らが大勢集い、凧を通した交流を図っている。

 昨年は30回の節目の年として、地元の凧愛好家らで作る「越中だいもん凧の会」が記念に50畳のだるま角凧を揚げて祝った。今年は新しいスタートと位置づけ、16日(土)13:00~15:00の凧揚げ大会・全国有名凧揚げで、110畳の大凧揚げに挑戦する。化学繊維のシートを張り合わせた凧の大きさは縦16m・横11m、総重量は数百kgにもなり、車で引っ張り、重機などを使って糸・ロープを固定するという大掛かりな凧揚げになる。県内の過去最大記録は、旧大門町の2つの自治会がそれぞれ揚げた80畳凧。天候、適度な風に恵まれて凧揚げに成功すれば、県内過去最大記録。全国でもこれだけの大凧揚げに挑戦することはそう多くないというからぜひ見てみたいものだ。

●全国の有名凧、地元・自治会の手づくり凧、続々大空へ

 5月17日(日)の凧揚げ大会には、児童クラブ・母親クラブによるローカル凧揚げ競技、国内凧愛好者による全国有名凧揚げ競技、企業・団体によるコマーシャル凧揚げ競技、射水市内の自治会42団体が大凧(6畳以上、大きい凧で12畳)を揚げるローカル凧揚げ競技が予定されている。全国有名凧揚げ競技には、国内から42団体、約200名が参加。新潟・三条の六角凧、静岡・浜松の町印凧、滋賀・八日町の大凧など、日本の凧文化を伝える郷土色豊かな凧が大空を彩る。各競技では、凧の揚がり方や絵柄・デザイン、メンバーの協力などを審査基準にグランプリ賞、ゴールデン賞、ブルースカイ賞、優秀賞などが決定する。

 凧といえば、揚げるのが魅力だが、形や絵柄を見る楽しみもある。参加者の凧を展示する凧ギャラリー、ローカル凧揚げ競技参加者の凧絵を対象にした凧絵コンテストで絵柄を間近で眺めてみたい。

 越中だいもん凧まつり実行委員会では、「各団体のメンバーが風をよみ、呼吸を合わせて凧を揚げる様子、大空に舞う凧をぜひ見てほしい。実行委員会でも、射水市のこだわりや情熱、取り組みなどを表現した“イミズムズムズのブランドロゴマーク(水の精の王をイメージ)を描いた凧を揚げる。ご期待ください」と話している。



問い合わせ
●越中だいもん凧まつり実行委員会(射水市観光・ブランド課内)
TEL.0766-82-1958
FAX.0766-82-8207
http://kankou.city.imizu.toyama.jp/

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