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2009年 2月 10日 [ トピックス ]

No.390-2:五箇山をクローズアップ! 『富山物語』冬号発行 -30名様にプレゼント!!-


 とやまマガジン『富山物語』の冬号が発行された。世界遺産・五箇山に焦点をあてた「特集」や、射水市出身の落語家・立川志の輔さんと石井知事の「対談」、富山名物・ます寿しを紹介した「とやま味のブランド」‥‥。読み進んでいくうちに、富山の人や文化、特産品などに関わるさまざまな“物語”に触れられる一冊だ。

●山里の暮らしに思いを馳せるひとときを

 とやまマガジン『富山物語』の冬号が発行された。世界遺産・五箇山に焦点をあてた「特集」や、射水市出身の落語家・立川志の輔さんと石井知事の「対談」、富山名物・ます寿しを紹介した「とやま味のブランド」‥‥。読み進んでいくうちに、富山の人や文化、特産品などに関わるさまざまな“物語”に触れられる一冊だ。

 雪にすっぽりとおおわれた合掌造り家屋と障子窓を染める橙色の光。表紙には、夕闇迫るころの五箇山合掌造り集落の雪景色を掲載。眺めていると、なんとも郷愁をそそられ、豪雪地帯に暮らす人たちの息遣いが聴こえてきそうだ。特集「暮らすことが、守ること。〜冬を待つ世界遺産の山里・五箇山〜」では、合掌造り家屋で15〜20年に一度行われる茅葺き屋根の葺き替えに携わる森林組合の職員や、中学生に五箇山民謡を指導するこきりこ唄保存会会長、浄土真宗の年中行事である報恩講で来客をもてなす民宿の女将が登場。先人からの知恵や技を受け継ぎ、日々の生活を心豊かに楽しむ人を通して、五箇山の季節の移ろいや自然の豊かさ、山里の暮らしぶりなどを紹介する。

 「対談」では、昨年6月富山市中央通りにオープンした演芸ホール「ほくほくスペース てるてる亭」の公演プロデュースとともに独演会も開いている志の輔さんと石井知事が、街のにぎわいづくりや心の元気・精神の豊かさ、富山出身の落語家としての姿勢、富山の魅力などについて語りあった。志の輔さんの「富山の皆さんは、噺にちゃんと耳を傾けて、想像力をふくらませて笑ってくださいます。心が右肩上がりで豊かになってきたんじゃないかと‥‥」、「富山の良さとは、県民が醸し出す“気”」という言葉や、石井知事の「県民にはひたむきな人が多いですね。ひたむきさに、明るさや笑いが加わって、県民の“気”がますますいい方向へ育ちそうだと感じています」といった言葉が印象的だ。

●アニメに城端の町並み登場、地方から文化発信

 「風土に磨かれるイマジネーション−−“越中の小京都”からの挑戦」では、「true tears」、「鋼の錬金術師」など数々の人気アニメーション作品を手掛ける南砺市城端のアニメ制作会社・(株)ピーエーワークスを取り上げている。アニメ制作は地方では異色のビジネスであるが、地域のバックアップがあり、同社は全国から注目を集めるほどのクリエイティブな企業に成長している。「城端のような落ち着いた環境であれば、クオリティの高い人材をじっくりと育て、足場を固めた上でレベルアップを目指すことができます」と同社社長。スタッフは、伝統の城端曳山祭に曳山の引き手として参加するなど、地元に溶け込み、交流を通して感性を磨き、それが新しい作品づくりのエネルギーとなっている。

 緑の熊笹と桜色の鱒、純白のシャリ。「とやま味のブランド」では、富山の名産「ます寿し」を取り上げ、その歴史や製法などを紹介。富山市内を流れる松川べりには、十数軒のます寿し店が点在し、鱒の厚さや酢加減などそれぞれの味を追求している。店ごとに異なった味を食べ比べしてみるのも楽しいだろうと提案する。

 裏表紙を飾るのは、富山湾の冬の味覚を代表するベニズワイガニの色鮮やかな写真。新湊漁港の昼競りには、ベニズワイガニが所狭しと並び、次々と競り落とされていくという。新湊では十数種類の伝統漁法によって年間を通じて300種類もの魚介が水揚げされる。昼競りには、地元の寿司店や割烹も参加し、夕方にはどこにも負けない鮮度でお客に振る舞われる。この冬、豊饒の富山湾を味わいに訪れてはいかがだろう。

 『富山物語』冬号は、A4判、オールカラー、16頁。東京・有楽町の「いきいき富山館」、東京、大阪、名古屋の富山県事務所のほか、県内ではいきいきKAN(富山駅前CiCビル5階)、県刊行物センター(県民会館1階)、道の駅、ドライブインなどで配布されている。

 なお、『富山物語』冬号を抽選で30名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「富山物語」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<2月22日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。




問い合わせ
●富山県観光・地域振興局地域振興課
TEL.076-444-9605
FAX.076-444-4561
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1006/

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