トピックス

アーカイブ

2010年 4月 28日 [ トピックス ]

No.452-1:「富山県推奨とやまブランド」創設! 認定募集中


 富山県は、国内外に誇れる県産品を厳選して認定し、その魅力を発信する「富山県推奨とやまブランド」の認定制度を創設した。現在、認定対象となる県産品を募集中。また、認定を目指す事業者と県産品を選定し、ブランド化に向けた取り組みを支援する「明日のとやまブランド」育成支援事業も実施。いずれも5月31日(月)まで募集している。

●販路拡大や富山のイメージアップへ

 富山県は、国内外に誇れる県産品を厳選して認定し、その魅力を発信する「富山県推奨とやまブランド」の認定制度を創設した。認定対象となる県産品を5月31日(月)まで募集している。
 
 富山には、新鮮で美味しい海の幸や、卓越した技術によって生まれる工芸品、工業製品など、全国に誇れる優れた県産品が数多くある。しかし、全国的に知名度が低いものや、知名度が高いものの富山県産として認識されていないものがある。「富山県推奨とやまブランド」として認定することで、販路拡大や需要の増加につなげるとともに、富山のイメージアップ、観光振興を図ることが制度のねらいだ。
 
 対象は、県内で生産・製造された農林水産物、加工食品、工芸品、工業製品と、それにかかわる事業者(個人・法人・事業者団体いずれも可)。応募資格は、県内に住所または主たる事業所がある事業者<個人、法人、団体>。県外産の原材料を使用した県産品についても、製造加工技術などに富山らしさがあるかどうか、富山ならではの歴史や文化などに根ざしたストーリー性があるかどうかなどの視点から個別に判断される。
 
 認定に向け、県内外の有識者で構成する「富山県推奨とやまブランド」育成・認定委員会が、「高い品質と信頼性・安全性」、「オリジナリティー」、「富山らしさ」、「市場性」、「将来性」の5つの認定基準ごとに5段階で厳正に審査する。認定の決定は7月ごろの予定。
 
 認定期間は、基本的には3年間(認定の更新は可能)。認定されると、「富山県推奨とやまブランド」のブランドマークを使用できる。また、認定品を紹介するパンフレットが作成され、県主催の物産展やホテル、旅館、空港などで配布。全国雑誌や県の専用ホームページでも掲載されて国内外へ広く情報発信できるなどのメリットがある。

●ブランド関係の専門家が助言指導! 「明日のとやまブランド」育成支援事業

 「富山県推奨とやまブランド」認定制度の創設と併せ、認定に向けて意欲的に取り組む事業者と県産品を選定し、事業者のブランド化に向けた取り組みを支援する「明日のとやまブランド」育成支援事業も実施。こちらも5月31日(月)まで募集している。
 
 同育成支援事業は、県産品のブランド力の強化、底上げ、人材育成などを図るのがねらい。応募資格は、県内に住所または主たる事業所がある事業者<個人、法人、団体(農協、漁協など)>。選定されると、事業者はブランドづくり関係の専門家から助言指導を受けることができる。また、所要経費の一部については県から助成が受けられる。
 
 「富山県推奨とやまブランド」、「明日のとやまブランド」育成支援事業ともに申請書に必要事項を記入し、郵送(〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 富山県地域振興課 地域資源・ブランド係)、または持参を。郵送の場合は5月31日の消印有効、持参の場合は当日午後5時まで受け付け。

 なお、募集要領、申請様式、認定・選定基準などは富山県ホームページからダウンロードできる。

 富山県観光・地域振興局地域振興課では「県内の工業製品を対象とした“富山プロダクツ”や、食品を対象とした“ふるさと認証食品”などに選ばれているものでも構いません。ふるってご応募ください。また、“明日のとやまブランド”育成支援事業では専門家のアドバイスを受けられることが特徴です」と話している。



問い合わせ
●富山県観光・地域振興局地域振興課
TEL.076-444-9605
FAX.076-444-4561
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1400/

コメント

その他のトピックス

ページの先頭へもどる↑