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2010年 11月 4日 [ トピックス ]

No.479-2:五箇山に新たな魅力!「深山のごっつお五箇山つけ蕎麦」登場


 深まる秋、五箇山グルメ開発プロジェクトチームは、そばとイワナ、五箇山豆腐、山菜など、五箇山の食材を組み合わせた「深山のごっつお五箇山つけ蕎麦」を開発し、提供を始めた。「いわな天つけ蕎麦」、「クリーミー豆乳つけ蕎麦」など、各店オリジナルのメニューを賞味!

▲いわな天つけ蕎麦

●冷たいそばに温かい具入りの出し汁

 深まる秋、五箇山グルメ開発プロジェクトチームは、そばとイワナ、五箇山豆腐、山菜など五箇山の食材を組み合わせた「深山のごっつお五箇山つけ蕎麦」を開発し、提供を始めた。

 同プロジェクトは、五箇山地域の飲食店や南砺市、市観光協会五箇山支部などをメンバーに今春に発足。相倉、菅沼の両合掌造り集落の世界遺産登録15周年を記念し、誘客や地産地消の推進に向け、新たな名物として発信できるメニューづくりに取り組んできた。

 五箇山で古くから食べられてきたそばに着目し誕生した「五箇山つけ蕎麦」は、冷たいそばに温かい具入りの出し汁を付けて味わうスタイル。地元の食材を具材として使うことを条件に、各店が独自にオリジナルのメニューを考案した。10月23日に9店で一斉に販売を開始。お客の評判も上々で、参加店も増えている。

 メニューをいくつか紹介すると、道の駅上平「ささら館」にある「五箇山旬菜工房いわな」では、「いわな天つけ蕎麦」を考案。水槽からあげたばかりの新鮮なイワナをさばいて天ぷらに。これにぜんまい、わらび、合掌揚げを組み合わせて提供する。ふんわりと揚がったイワナの天ぷらとそばの相性もよく、新登場ながら人気メニューとなっている。価格は1,000円、とちもちのから揚げつきで1,200円。

 道の駅たいら「五箇山和紙の里」にある「五箇山の味ふるさと」では、「クリーミー豆乳つけ蕎麦」(900円)を1日10食限定で販売。鶏がらスープに五箇山豆腐の豆乳を加えた出し汁でそばを味わうもので、豆乳のコク、出し汁のとろみが印象的。白い出し汁で味わう新感覚のそばとして、女性客に好評という。

●各店が工夫を凝らしたオリジナルの味

 南砺市下梨にある「坂出食堂」の「くま肉つけ蕎麦」(1,000円)は、風味豊かな熊肉とぜんまい、なめこ、ねぎを一緒に入れた温かい出し汁をつけて味わうメニューで、熊肉の野趣とそばの喉越しを堪能できる。

 このほか、「ひょうたん」の「五箇山豆腐つけ蕎麦」、「お食事処天ぷら 与八」の「天ぷらつけ蕎麦」、「八右衛門」の「あぶり鴨つけ蕎麦」、「渓流荘」の「山菜つけ蕎麦・とうふつけ蕎麦」、「味彩くろば」の「あぶりいなり焼き葱つけ蕎麦」、「蕎麦処くるみ」の「五箇の山菜つけ蕎麦」、「ドライブイン赤尾」の「きのこと山菜つけ蕎麦」、「高千代」の「くま清汁つけ蕎麦」と、各店が工夫を凝らした自慢の味がずらり。秋から冬へ、季節の移ろいを感じながらそば巡りというのも乙な旅だ。

 南砺市観光協会五箇山支部では「参加店は、“五箇山つけ蕎麦”と記された共通のポスターを掲げています。五箇山の美味しい食材を取り入れたそばをご賞味ください。11月5日(金)に五箇山総合案内所を上梨に開設します。五箇山の観光情報を発信していきます。ぜひお立ち寄りください」と話している。

 なお、11月18日(木)~21日(日)<日没~20:00>には、世界遺産相倉合掌造り集落で「秋じまいライトアップ」が開催される。静寂に包まれた漆黒の闇に浮かびあがる茅葺き屋根、橙色に染まった障子窓とそこからもれる窓明かり‥‥集落に暮らす人々の息遣いを感じながら、観賞するライトアップも格別だ。五箇山つけ蕎麦を味わい、ライトアップを眺める晩秋のひとときを。




問い合わせ
「深山のごっつお五箇山つけ蕎麦」について
●南砺市観光協会五箇山支部 五箇山総合案内所
TEL.0763-66-2468
FAX.0763-66-2119(11月5日から0763-66-2469)
http://www.shokoren-toyama.or.jp/~gokayama/

「相倉合掌造り集落のライトアップ」について
●(財)世界遺産相倉合掌造り集落保存財団
TEL.0763-66-2123
FAX.0763-66-2180
http://www.g-ainokura.com/

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