No.516-1:立山黒部アルペンフェスティバル2011、今秋開催

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No.516-1:立山黒部アルペンフェスティバル2011、今秋開催

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2011年 7月 27日 [ イベント ]

　空前の登山、アウトドアブームのなか、3,000ｍ級の山々がそびえる富山から「立山黒部アルペンフェスティバル2011」や「山ガールデビュー読本」、「山ガールオリジナル弁当」など、ホットな情報をお届けしよう。「冷涼スポットランキング」で抜群に涼しいエリアとして全国1位にランキングされた立山・黒部へ、避暑に来て！

●日本一標高の高い、雲上のアウトドアイベント

　空前の登山、アウトドアブームのなか、3,000ｍ級の山々がそびえる富山から「立山黒部アルペンフェスティバル2011」や「山ガールデビュー読本」、「山ガールオリジナル弁当」など、立山・黒部に関連したホットな情報をお届けしよう。

　立山黒部アルペンルート全線開業40周年を記念し、「立山黒部アルペンフェスティバル2011」(公式ＨＰ)が9月9日(金)～11日(日)、アルペンルート内の室堂、弥陀ヶ原、雷鳥沢周辺で開催される。豪華ゲストが登場するトークショーや最旬秋冬アウトドアウェアリングショー、山岳テント展示＆体験会、星空観察会など、多くのプログラムが予定されており、登山初心者、山ガールから本格派の登山家まで、幅広く楽しめる雲上のアウトドアイベントとなる。主催は、富山県、立山黒部貫光(株)、(株)ICI石井スポーツ。

　標高2,450ｍと、アルペンルート内では最高所に位置する雲上の別天地・室堂(メイン会場)。9日(金)には、女性で世界初のエベレスト登頂、七大陸最高峰登頂を果たした登山家・田部井淳子氏、10日(土)にはアルベールビル、リレハンメル冬季五輪金メダリストの荻原健司氏、スポーツキャスターの荻原次晴氏を迎え、トークショーが開催される。田部井氏は「立山、自然との共生について」、荻原健司氏、次晴氏は「荻原流　アウトドアライフのススメ(仮)」をテーマに語る。アウトドアウェアリングショーでは、機能性とレイヤリング（重ね着）を重視した新作ウェアが紹介される。アウトドアブランドメーカーのショップが並ぶのも楽しみだ。

　立山・剱岳登山のベースキャンプともなっている雷鳥沢(室堂ターミナルから遊歩道を30分ほど進む)では、山岳テント展示＆体験会、パッキング講座、ストック体験などが行われる。山岳テント展示は、多種多様なテントを集めた“日本最大級のテント展示会”となる。標高2,000ｍの弥陀ヶ原では、ナチュラリストとまわる弥陀ヶ原散策や満天！星空観察会、フォトラリー、自然体系を学ぶエコツアーなどが企画されている。弥陀ヶ原の会場は初心者向け、室堂・雷鳥沢は中・上級者向けのイベントが企画されており、自身の技術に合ったイベントを選ぶことができる。

●“山ガールオリジナル弁当”を味わいながら、絶景を堪能！

　富山県と旅行雑誌「じゃらん」がタイアップして誕生したのが、「山ガールデビュー読本」だ。「関東・東北じゃらん8月号(7月1日発売)」の巻末別冊綴込みとなっているほか、単体の冊子として富山県東京事務所や大阪事務所、富山県アンテナショップ・いきいき富山館、立山黒部アルペンルートなどで配布中。山歩きに興味を持っている方も初心者もぜひ手にとってほしい。

　立山黒部アルペンルートを活用した高原トレッキングや山登りなど、“立山の3,000ｍの絶景に出会う旅”をはじめ、トロッコ電車で行く黒部峡谷の旅“癒したっぷりコース”、寿司や薬膳料理、海鮮丼などを味わう“とことんグルメ満喫コース”など。山ガールデビューにおすすめの2泊3日のモデルプランを提案している。山歩きのための服装や準備するものなど、初心者向けのQ＆Aのコーナーや宇奈月温泉や県内の宿泊施設の魅力をクローズアップした頁もあるので参考に。

　立山の大自然を眺めながら、富山の幸を盛り込んだお洒落なランチを――「じゃらん」と「ますのすし本舗　源」、アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」が共同開発した“山ガールオリジナル弁当”の話題も紹介しよう。三角のます寿し、ぶり寿しなどをメインに、かまぼこやホタルイカ、シロエビなど富山の味覚を惣菜にした弁当をお洒落なランチクロスで包んでいる。JR富山駅では、さんかくずし、おにぎりの合計20種類の中から3種類を選べる。9月30日(金)までの期間限定で販売中(800円)。室堂では「ザ・ノース・フェイス」のバンダナ付きで8月31日(水)まで販売(1,300円)。

　「ザ・ノース・フェイス」といえば、立山・室堂のホテル立山に「ザ・ノース・フェイス　ホテル立山店」が今夏オープンし、登山客らの注目を集めている。ホテルを運営する立山貫光ターミナル、ブランドを手掛けるゴールドウイン、富山県が連携して企画。同ブランドの直営店は県内初出店で、アウトドア用品店としては日本最高所の店舗。登山ウェアやバッグ、雨具など、幅広く品揃えしている。ジャケットや防寒具、サングラスなどを最終チェックして、フィールドに出かけたい。

　節電のために、今夏は避暑地が気になるところ。『日経トレンディー』(8月号)の特集「冷涼スポットランキング」では、立山・黒部が抜群に涼しいエリアとして全国1位にランキングされた。過去の平均気温と予報を加味し、7月は12.6℃、8月は15.3℃と予想し、圧倒的に涼しい世界が体験できると紹介。また、ケーブルカー、高原バス、ロープウェイなど、移動自体にアトラクションの楽しみがあるとして評価されている。

　富山県観光・地域振興局観光課では「夏の避暑に富山、立山・黒部へ。また、9月の立山黒部アルペンフェスティバル2011にいらしてください。今年初の開催となるフェスティバルは、立山の雄大な景観とそこに根付く歴史・文化・環境などを存分に楽しめるアウトドアイベントです」と話している。