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2011年 4月 20日 [ トピックス ]

No.503-2:自然体の富山の暮らしを発信……『とやま日季』2011春号発行 ‐30名様にプレゼント!‐


 “めくる、めぐる、富山な暮らし”をテーマに、富山の暮らし日記『とやま日季』2011春号が発行された。高岡市の金屋町金属工芸工房“かんか”の活動や金屋町界隈をクローズアップした「とやま暮らし日季」、JOC副会長の福田富昭さんと石井知事の「あしたへ、つなぐ富山対談」、富山県推奨とやまブランドについて紹介した「とやまストリーム」……頁をめくるごとに、“富山な暮らし”が見えてくる。


●鋳物の聖地に吹く、あたらしい風を感じて

 都会では味わえないゆとりある暮らしや、富山ならではの地域ブランドなど、一般的な旅行ガイド誌では紹介されない富山の魅力を全国に発信する暮らし日記『とやま日季』2011春号が発行された。高岡鋳物発祥の地、高岡市金屋町に昨秋オープンした金屋町金属工芸工房“かんか”の活動や金屋町界隈をクローズアップした「とやま暮らし日季」、JOC副会長の福田富昭さんと石井知事の「あしたへ、つなぐ富山対談」、富山県推奨とやまブランドについて紹介した「とやまストリーム」……頁をめくるごとに、“富山な暮らし”が見えてくる。

 表紙の写真は、春を迎えた世界遺産・相倉合掌造り集落。緑の山々を背後に、茅葺屋根の合掌造りが建ち並ぶ集落と田植えを終えた水田の静寂な雰囲気が伝わってくる。時が止まったかのようで、日本の山里の原風景を見る思いだ。

 「とやま暮らし日季」には、工房“かんか”の代表・槻間秀人さん(金属工芸作家)とその教え子からなる設立メンバーが登場。“鋳物の聖地”金屋町で新たな創造と発表の場をつくりたいと結集した、その熱い思いを語っている。「かんか」とは、金属を溶かす坩堝(るつぼ)のこと。金属が溶け合うように、いろんな人たちが集い、新しいものごとを生み出す、そんな空間を目指している。「鋳物制作のプロセスは、人生を語るくらいの厚みがあり、観光や教育の資源としても可能性がある」と槻間さん。工房では制作の様子を見学することもできるという。「とやま暮らし日季」と連動したコーナー「高岡スローライフ」では、高岡鋳物の製作用具などを展示した高岡市鋳物資料館や、鋳物製品やアンティーク、アクセサリーを扱うショップなどを取り上げ、金屋町の魅力を伝えている。

 「あしたへ、つなぐ富山対談」では、富山県スポーツアドバイザーとして未来のトップアスリートの育成に情熱を傾ける福田さんと石井知事が、富山県のこれからのスポーツ振興と地域づくりについて語り合った。「スポーツは、県民を元気にする1つの材料であり、大きな力があります。バンクーバーオリンピックの田畑真紀、穗積雅子両選手は県民に大きなインパクトを与え、元気をくれました。富山県は自然環境に恵まれています。子どもたちが遊びながら体を作っていって、スポーツを始めるのがいいですね。早い時期に可能性のある子どもを見つけ、育て、将来は指導者として生かしていくこと」と話す福田さんに対し、石井知事は「スポーツで懸命に努力し、素晴らしい成績を出すことがいかに人を感動させ、勇気と元気をもたらすかを、強く実感しました」と答え、才能ある子どもたちを発掘し、その可能性を伸ばすことを目的とした「未来のアスリート育成事業」や「元気とやまスポーツ道場」、プロスポーツを子どもたちの健全育成と地域活性化に活かす「プロ直伝!とやま夢づくりスポーツ塾」など県の取り組みを紹介している。

●とやまブランド、11品目認定の話題も

 食にまつわる、リレーエッセイ「おいしい暮らし」では、富山のフレンチレストランの草分けとして知られるレストラン小西・オーナーシェフの小西謙造さんが、富山の海の幸、山の幸、水、米を絶賛。「42年間料理を作ってこられたのも、優れた食材があったから。もっと美味しい料理が作れそうで、わくわくします。世界のどこよりも魅力のある富山。ゆったりと流れる時間や人情も、財産です」と文章を締めくくっている。

 「とやまストリーム」では、富山県産品のなかでも、特に優れた品を選りすぐって認定する“富山県推奨とやまブランド”の第1号が発表された話題を取り上げている。農林水産分野7品目、ものづくり分野4品目、合わせて11品目が認定されたという。誌面では、認定品目の知名度向上と販路拡大を図るために制作されたブランドマークも紹介している。

 「いいモノ、いいコト。」では、“とやまのチューリップ”を紹介。約90年前に砺波市でチューリップ栽培が始まり、現在、富山県は日本一のチューリップ球根生産地となっている。国内最多の500品種、100万本のチューリップが咲き誇る、今年のとなみチューリップフェアは60回記念として、多彩なイベントが繰り広げられるという。『とやま日季』にはさみ込まれたアンケートに答えると、とやまのチューリップの球根を抽選で5名様にプレゼント。5月31日(火)アンケート到着分まで有効となっているからぜひ答えてほしい。

 『とやま日季』2011春号は、A4判、オールカラー、16頁。東京・有楽町の「いきいき富山館」、東京、大阪、名古屋の富山県事務所のほか、県内ではいきいきKAN(富山駅前CiCビル5階)、県刊行物センター(県民会館1階)、道の駅、ドライブインなどで配布されている。希望者には、『とやま日季』の送付も可能。下記に問い合わせを。

 『とやま日季』2011春号を抽選で30名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「とやま日季」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<4月24日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>




問い合わせ
●富山県観光・地域振興局地域振興課
TEL.076-444-9605
FAX.076-444-4561
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1400/

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