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2007年 7月 25日 [ イベント ]
No.310-2:ジャパン・ワイルドライフ・フィルム・フェスティバル2007、8月開催
世界各地の大自然のドラマ、生命の営みを迫力ある映像で見せる「ジャパン・ワイルドライフ・フィルム・フェスティバル2007(第8回世界自然・野生生物映像祭)」が8月23日(木)〜26日(日)、富山市の富山国際会議場をメイン会場に県内6会場で開催される。世界40の国と地域から応募のあった334作品のうち、入賞作品35本を字幕入りの大画面で上映。世界トップレベルの自然・野生生物映像作品が国境や文化、言葉を越えて鑑賞者に感動を伝える。
●世界から最新のワイルドライフ映像が自然豊かな富山に集結
世界各地の大自然のドラマ、生命の営みを迫力ある映像で見せる「ジャパン・ワイルドライフ・フィルム・フェスティバル2007(第8回世界自然・野生生物映像祭)」(主催:NPO法人 地球映像ネットワーク)が8月23日(木)〜26日(日)、富山市の富山国際会議場をメイン会場に県内6会場で開催される。
このフェスティバルは、「いのち、感動」をテーマに自然・野生生物映像を世界から公募し、優秀作品の表彰、世界発信を行う映像祭。最新の自然・野生生物映像を通して、命の大切さや自然との共生、地球環境保護の必要性を伝え、次代を担う子どもたちに美しい地球を託すことなどを目的としている。平成5年から2年に1度、自然豊かな富山県で催されており、英国のワイルドスクリーン、米国のジャクソンホール・ワイルドライフ・フィルム・フェスティバルとともに世界野生生物の三大映像祭となっている。
今回は、世界40の国と地域から334作品の応募があり、ヨーロッパや米国などの常連国をはじめ、トルコやセルビアなど今回初めてとなる国々からも作品が寄せられた。フェスティバルの期間中、全作品の中から35本の入賞作品が字幕入りの大画面で上映される。
ボツワナ・オカバンゴ湿地帯に生きる一頭のメスのヒョウ、ラハディマの成長を生後8日から3年間にわたり観察した「ヒョウの眼」(ボツワナ)、絶滅が危惧されながらも人間の手によって復興したバイソンの世界を米国・イエローストーン国立公園の自然の映像を織りまぜながら描く「野生の王国〜知られざるバイソンの世界〜」(米国)、サンクトペテルブルグからモロッコへと渡りをする蝶の生涯を追ったドキュメンタリー作品「蝶の遥かなる旅」(オランダ)、肉眼でなかなか観ることのできないミジンコなどの動物プランクトンを特別な光学撮影機器を使って撮影した「のぞいてみよう動物プランクトンの世界」(日本)など、世界トップレベルの自然・野生生物映像作品が国境や文化、言葉を越えて鑑賞者に感動を伝える。
●映像を通し、地球環境を考えるきっかけに
入賞作品の中では、フェスティバル開催地の富山の雄大な自然を撮らえた「神秘の海 富山湾〜海の中までアルプスがつづく」(日本)も注目してほしい作品だ。暗闇の海で光るホタルイカや深海に群れをなして生息するオオグチボヤ、幻想的な蜃気楼など、不思議な現象を生み出す富山湾の素顔に触れることができる。なお、最終日の8月26日(日)には、入賞作品の中から大賞や富山雷鳥賞などが発表される。
このほか、審査委員長を務める羽仁進監督の代表作、ドキュメンタリー「不良少年」、「絵を描く子どもたち」、「教室の子供たち」をはじめ、アカデミー賞にノミネートされたこともあるピーター・ラロヴィッチ監督の独創的なワイルドライフ映像「糞ころがし」、アル・ゴア元米国副大統領の呼びかけで集まった地球温暖化をテーマにした「SOS短編映画」、子ども向けのアニメーション作品などが日本語吹き替え版で特別上映されるのも楽しみだ。また、羽仁監督らが参加する「セミナー・シンポジウム」や、自然・野生生物映像作品の制作者をゲストに迎え、映像制作秘話などを紹介する映像トークショー「スクリーンの向こうから」の開催、全応募作品をモニターで見ることができるビデオライブラリーの開設なども予定されている。
入場料は、メイン会場の富山国際会議場のみが1日券500円、期間通し券1,000円(高校生以下は無料)。高岡市ふくおか総合文化センター・Uホール、黒部市吉田科学館、宇奈月国際会館セレネ、砺波市・望頼山荘、立山カルデラ砂防博物館<同館のみ8月25日(土)・26日(日)>のサテライト会場は入場無料となっている。なお、8月22日(水)には、ミュージシャンでミジンコ研究家の坂田明さん(アルトサックス・クラリネット演奏)が出演するオープニング・ジャズ・コンサート(18:30開演)が砺波市・西慶寺で開催される。こちらの入場券は、前売り3,000円(当日3,500円)でインフォマート(CiCビル1F)、砺波市文化会館他で発売中。
自然や動物が好き、映画が好き、国際交流や英語などに興味がある‥‥。現在、地球映像ネットワークでは、元気で熱意をもったボランティアスタッフを募集中。サポート内容は、PR活動などの事前準備や映像祭の運営、受付、案内、海外ゲスト対応の通訳、記録など。対象は、高校生以上で、7月からの事前準備や映像祭期間中に活躍できる方。申し込みは、名前、参加可能日、希望担当業務、これまでの映像祭参加経験の有無などを明記し、E-mail:nfn2@naturechannel.jpへ。電話での問い合わせにも応じている。
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