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2002年 6月 12日 [ トピックス ]

No.095-2:花と緑いっぱいの植物園を巡るスタンプラリー


●参加者全員に記念品をプレゼント

 富山県中央植物園と、県内6カ所の専門植物園で組織する「富山県植物公園連絡会議」では、植物園をもっと知ってもらい、気軽に植物に親しんでもらおうと、 6月1日からスタンプラリーをスタートさせた。12月27日までの期間中、4カ所以上の植物園を巡った参加者全員に、オリジナルグッズなどの記念品をプレゼントするといった内容だ。
 スタンプラリーの応募用紙は、中央植物園(婦中町)と、氷見市海浜植物園、福野町園芸植物園、花総合センター(砺波市)、県民公園頼成の森・水生植物園(砺波市)、林業試験場樹木園(立山町)、立山グリーンパーク吉峰・山野草園(立山町)に備え付けてある。4カ所以上の植物園を利用し、応募用紙にスタンプが集まったら県中央植物園へ。その場で記念品を受け取ることができる。

→写真をダウンロード(350dpi)


●植物園めぐりで、自然の奥深さと多様さを実感してみよう

 富山県では、中央植物園を核に専門植物園をネットワーク化することで、県内全体を一つの植物公園として形成する「富山県植物公園構想」を進めている。各植物園は、富山県の豊かな自然を生かした展示を特色としており、今回初めての試みとなるスタンプラリーをきっかけに、植物園の知名度アップやリピーター増をねらいたいとしている。
 各植物園を紹介しよう。「中央植物園」は、5,000種類以上の植物が収集されている。屋外では、国内外の野生植物を中心に、中国雲南省の植物や日本海側特有の植物などを世界の植物ゾーン、日本の植物ゾーンに分けて展示。室内展示室ではラン、熱帯雨林植物、熱帯果樹植物、高山植物が観賞できる。
 「氷見市海浜植物園」は、マングローブやハマナスなどの海浜植物のほか、世界各地の昆虫標本も展示する。キク及びキク科植物を中心に花情報を発信する「福野町園芸植物園」では、福野ブランドのスプレー菊24種を育成し、苗や花なども販売。「花総合センター」では、チューリップなど四季折々の植物や、ラン・観葉植物が観賞できる。「県民公園頼成の森・水生植物園」は、約580品種、70万株にも及ぶハナショウブのほか、スイレン、ミズバショウなどの湿地の植物も植栽。6月14日〜23日には花しょうぶ祭りも開催される。「林業試験場樹木園」では里山を利用して、約350種類の樹木を配置。「立山グリーンパーク吉峰・山野草園」では、山野に自生するエビネなどの山野草が展示されている。
 展示温室で花の香りに包まれながら、また、里山に設けられた遊歩道を散策しながら、植物にふれるひとときを楽しみたい。

問い合わせ
●富山県中央植物園
TEL 076-466-4187

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