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2005年 6月 1日 [ トピックス ]

No.198-1:「とやまブランド推進本部」が発足


●官民一体となって「富山ならでは」の魅力をPR

 富山県では、2007年度の東海北陸自動車道の全線開通、2014年度の北陸新幹線の開業等、今後、広域高速交通網の整備が進むことから、「富山ならでは」の魅力を「とやまブランド」として首都圏等に発信し、官民一体となって育成・強化するため、石井知事を本部長とし、各種団体等の代表者で構成する「とやまブランド推進本部」を設置した。

 平成17年5月23日に開催された第1回会議においては(富山県のホームページに掲載)、県から、これまでINTで紹介した「深層水」や「てんたかく(米)」や「チューリップ」などの取組みについての説明があったほか、これまでのイメージアップキャンペーンを発展させ、「富山」という地域自体のブランド化にも取組むことが報告された。

 各本部員からは「ブランドは総合力。富山ならではの魅力を一つ一つ根気よく積み上げていくことが必要。」という意見や「外に向かっての情報発信も大事だが、富山には数多くの素晴らしいところがあり、県民自身が誇りを持つことが大切。」という意見のほか、「すべての分野で評価を上げようとせず、ある程度評価されている分野をもっとPRすることで、他県よりも富山はここがすごいぞということがアピールできるのではないか」という意見など、様々な意見が出された。

 今後、この推進本部の下に置く「とやまブランドプロジェクトチーム」を中心に「とやまブランド」の推進のための具体的な行動計画の検討が進められる。とかく「自己アピールがあまり上手でない」と言われる富山県民だが、県民を巻き込んだ今後の盛り上がりに期待したい。


●「とやま大使」に新たに5氏

 富山県では、とやまブランドや富山県の魅力を著名人にPRしてもらおうと、本県出身のノーベル賞受賞者 田中耕一さんに「とやま科学技術大使」を委嘱したのに引き続き、「とやまブランド推進本部」から推薦を受け、次の5氏に「とやま大使」を委嘱することとした。

 今回、新たに委嘱することとなったのは、東京大学名誉教授 木村尚三郎さん(とやま文化大使)、(財)舞台芸術財団演劇人会議理事長 鈴木忠志さん(とやま文化大使)、岩波ホール総支配人 高野悦子さん(とやま映像大使)、漫画家 藤子不二雄Aさん(とやま漫画大使)、YKK(株)社長 吉田忠裕さん(とやま産業大使)の5名。いずれも、国内外で活躍する著名人であり、富山県の魅力が各分野で国内外に発信されることが期待される。富山県では、これからも富山の魅力を発信していただける様々な分野の著名人に「とやま大使」を委嘱することとしており、楽しみにしたい。




問い合わせ

●富山県知事政策室広報課
TEL.076-444-3133
FAX.076-444-3478
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1001/kj00001964.html

●富山の深層水
http://www.t-deepsea.jp/

●富山県米麦改良協会
http://www2.ocn.ne.jp/~beibaku/index.html

●チューリップ王国富山
http://tulip.agri.pref.toyama.jp/tulip/index.html

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