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2014年 1月 29日 [ トピックス ]

No.642-1:新型車両、志の輔師匠、小学生の絵画……北陸新幹線開業PR用CM、首都圏で放映

2015年春の北陸新幹線開業をPRするため、今年3月上旬から首都圏(映画館・新宿ピカデリー、東京スカイツリータウン)で富山県のPR用CMが放映される。北陸新幹線用新型車両「W7系、E7系」や富山県射水市出身の落語家・立川志の輔さん、立山連峰のシーンなどが登場する。首都圏の方にぜひ見ていただき、新幹線開業によって首都圏と富山県が約2時間で結ばれることを知ってほしい。なお、首都圏に先立ち、2月上旬から県内の民放各局や県のホームページでも放映開始!

●軽妙な富山弁に温もりを感じて


▲新型車両の迫力のある映像が
盛り込まれたCM

 CMは全部で4種類あり、各15秒。映画監督の本木克英さん(富山市出身)が撮影、演出を手掛けた。宮城県内で試験走行中の新型車両の迫力ある映像が臨場感たっぷりに盛り込まれている。CMの最後に「北陸新幹線 東京―富山 2時間7分 2015年春開業」と流れ、約1年2カ月後に迫った新幹線開業をPRする。

 4種類のうち、3種類に立川志の輔さんが出演。富山市中央通りにある演芸ホール「てるてる亭」や寿司店で撮影が行われた。



▲富山弁を交えて話す立川志の輔さん

 「北陸新幹線やちゅが、いや、本当に走んがや。来てみられ。嘘でないが」、「富山ちゃ、一番いいところやちゅうことを、人に言わんが。来てみられ、富山に」などと、志の輔さんが軽妙な富山弁を交えながら、北陸新幹線開業や富山についてユーモアたっぷりに紹介。このほか、寿司店のカウンターに並ぶ寿司の映像なども織り交ぜながら、富山の魅力を伝えている。

 「子供たちの画」バージョンには、県内の小学生が描いた北陸新幹線の絵画が登場する。応募のあった945点のうち、5点が使われている。新幹線の中でます寿しを広げる子どもや、立山連峰、チューリップ、ライチョウなど、富山の風景や名産、動植物などが描かれており、新幹線への期待、ワクワク感が伝わってくる。「富山に行こう どこにもないもの食べられるよ 富山に行こう 北陸新幹線で」と歌うオリジナルソングも夢がいっぱい詰まった絵画の雰囲気にぴったり合っている。

 オリジナルソングは、千葉はなさん(高岡市出身)がボーカルを務めるフォークデュオ「羊毛とおはな」が担当した。澄んだ歌声が印象的だ。

●新宿ピカデリーと東京スカイツリータウンで2週間放映


▲北陸新幹線や立山連峰、ライチョウ、
チューリップを描いた小学生の作品

 放映は、映画館・新宿ピカデリー(全10スクリーン)が3月9日(日)~22日(土)、上映前のスクリーンにて。東京スカイツリータウンでは3月10日(月)~23日(日)、施設内の66基の大型モニターで放映される。

 なお、北陸新幹線の概要を紹介すると、ルートは東京から長野、上越、富山、金沢、福井などの主要都市を経由し、大阪に至る約700kmの区間。2015年春に金沢まで開業する。CMの最後に流れるように、東京―富山を2時間7分(出典:北陸新幹線建設促進同盟会ホームページ)で結ぶ。1編成12両で、設計最高速度は260km/h。上越新幹線と在来線特急を乗り継ぐ現行(3時間11分)と比べると、約1時間の大幅な時間短縮となる。また、現行の東京―長野と同等の本数が北陸まで運行された場合、年間の輸送能力(座席数)は、現在の約600万席(往復)から約1,900万席(往復)と3倍になり、交流人口の拡大が期待されている。

 新型車両はスピード感溢れる流線形。アイボリーホワイトを基調に、車体上部に空色、車体中央に高岡銅器などをモチーフにした銅色のラインと空色を採用。高速で走行するための造形と日本の伝統的な色使い、北陸新幹線が走行する沿線の風景を融合させ、スピード感と精悍(せいかん)さを表現している。

 富山県知事政策局では、「都内最大級の集客動員を誇る映画館・新宿ピカデリーと人気スポット・東京スカイツリータウンで北陸新幹線開業をPRします。立川志の輔さんの軽妙な富山弁に温かな県民性、立山連峰の美しい映像に富山の自然の豊かさを感じてほしい」と話している。

問い合わせ
●富山県知事政策局
TEL.076-444-4056
FAX.076-444-4053
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1002/

北陸新幹線「富山県」開業PRサイト
http://www.toyama-shinkansen.jp/

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